東京五輪 自転車競技(ロード)男子ロードレース&個人タイムトライアル 注目選手

東京五輪 自転車競技(ロード)男子ロードレース&個人タイムトライアル 注目選手

  • J SPORTS|コラム(サイクル ロードレース)
  • 更新日:2021/07/20

ツール・ド・フランスでも活躍したスター選手たちが東京に集結!東京五輪の自転車・男子ロードレースおよび男子個人タイムトライアルに出場する注目選手たちをご紹介します。

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オーストラリア

リッチー・ポート
ルーク・ダーブリッジ
ローハン・デニス(個人タイムトライアル兼任)
ルーカス・ハミルトン

●一言メモ
ロードレースはポート、タイムトライアルはデニスがメダルを狙う。代表に選出されていたキャメロン・マイヤーは直前に家族の病気を理由に辞退し、ハミルトンが起用された。ツール・ド・フランス序盤の落車骨折の回復が遅れたジャック・ヘイグの代役選手にはルーク・ダーブリッジが起用されることが発表された。

ベルギー

ティシュ・ベノート
レムコ・エヴェネプール(個人タイムトライアル兼任)
ワウト・ファンアールト(個人タイムトライアル兼任)
グレッグ・ファンアーヴェルマート
マウリ・ファンセヴェナント

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●一言メモ
2016リオ五輪で金メダルを獲得したファンアーヴェルマートを擁する強豪チーム。ワンデーレースでの実績を持つファンアールトをエースに起用し、若いエヴェネプールとファンセヴェナント、クラシックレースに強いベノートがサポートする。

コロンビア

リゴベルト・ウラン
セルヒオ・イギータ
エステバン・チャベス
ダニエル・マルティネス(個人タイムトライアル兼任)*コロナ陽性により欠場(7/19更新)
ナイロ・キンタナ

●一言メモ
最多枠の5選手を送り込んでメダル獲得をねらう。コロンビアのあらゆるスポーツのなかでも国民期待の種目だけに、意気込みが違う。直前のツール・ド・フランスで存在感を示したウランとキンタナ、さらにイギータとチャベスもベストコンディションに近い。上りに強い選手をそろえて優勝候補の一角となった。

デンマーク

ヤコブ・フルサン
カスパー・アスグリーン(個人タイムトライアル兼任)
クリストファー・ユールイェンセン
ミケル・ヴァルグレン

●一言メモ
ロンド・ファン・フラーンデレン優勝のアスグリーン、百戦錬磨のフルサン、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスを連戦したユールイェンセン、代表選手の中ではデンマーク選手権最上位のヴァルグレンと、自在な展開ができる4選手を起用。

スペイン

アレハンドロ・バルベルデ
ヨン・イサギレ(個人タイムトライアル兼任)
ゴルカ・イサギレ
オマール・フライレ
ヘスス・エラダ

●一言メモ
2004アテネ、2008北京、2012ロンドン、2016リオに続く5大会連続出場のバルベルデが、自身の偉業の中で唯一獲得していないメダルを目指す。パンチャーのエラダ、上りに強いフライレ、経験値のあるイサギレ兄弟とチーム全体の戦力は極めて高い。

エクアドル

リチャル・カラパス
ジョナタン・ナルバエス

●一言メモ
ツール・ド・フランスでもポガチャルに戦いを挑んだカラパスが、2選手編成のエクアドルのエースとして来日する。ナルバエスは強豪イネオスでなくてはならないアシスト役。チームとしての動きはなかなか取れないので、強豪国の出方をうかがい、勝負どころの上りで仕かける作戦が見られるかも知れない。

フランス

レミ・カヴァニャ(個人タイムトライアル兼任)
ブノワ・コスヌフロワ
ダヴィ・ゴデュ
ギヨーム・マルタン
ケニー・エリッソンド

●一言メモ
コフィディスのマルタン、グルパマのゴデュ、AG2Rのコスヌフロワとツール・ド・フランスでフランスチームのエースを務めた選手を起用。世界チャンピオンのアラフィリップは五輪タイトルを目標外として欠場。ブアニなどのスプリンターも選出されなかった。総合上位の走りを見せたマルタンが好調。カヴァニャが得意とする個人タイムトライアルでメダル獲得をねらう。

イギリス

テイオ・ゲイガンハート(個人タイムトライアル兼任)
ゲラント・トーマス(個人タイムトライアル兼任)
アダム・イェーツ
サイモン・イェーツ

●一言メモ
5枠を逃した英国だが、グランツールの総合優勝者が3人もいる布陣で臨む。ツール・ド・フランスではまさかの落車で脱臼し、その後遺症で総合上位から陥落したトーマスが、大会中盤から五輪に向けた走りにシフト。山岳を得意とするイェーツ兄弟をアシストに金メダルをねらう。

ドイツ

マキシミリアン・シャフマン(個人タイムトライアル兼任)
エマヌエル・ブッフマン
ニキアス・アルント(個人タイムトライアル兼任)
シモン・ゲシュケ

●一言メモ
パリ〜ニース2連覇中のシャフマンがロードレースでのエース、そして得意な個人タイムトライアルでも勝負する。ブッフマンは2019ツール・ド・フランス総合4位で山岳が得意。スプリンターのアルントは経験値を積まれてサポート役に、経験豊富なゲシュケがチームのまとめ役。

イタリア

アルベルト・ベッティオル(個人タイムトライアル兼任)
ダミアーノ・カルーゾ
ジュリオ・チッコーネ
ジャンニ・モスコン
ヴィンチェンツォ・ニバリ
フィリッポ・ガンナ(個人タイムトライアル)

●一言メモ
ニバリはツール・ド・フランスを第15ステージで打ち切って東京五輪の調整にシフトした。二枚看板のエースはジロ・デ・イタリア総合2位のカルーゾ。上りに強いチッコーネ、集団コントロールを期待するモスコンを頼みに、金メダル獲得を目指す。ガンナは個人タイムトライアルの世界チャンピオンで、同種目の金メダル最有力(トラック種目にも出場予定)。

日本

新城幸也
増田成幸

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●一言メモ
同年代ながら海外で活躍してきた新城と、国内で頂点を目指して戦い続けてきた増田がペアを組む。「増田選手と2人だけど、他の強豪国は5人や4人なのでレースを動かすことではなく、レースを走りながら協力して日本のどちらかがいい成績を残せばいい」と新城。増田は富士山麓よりも高い標高地でトレーニングを積み、高温多湿の状況下でもベストで走れるトレーニングを重ねた。

オランダ

トム・デュムラン(個人タイムトライアル兼任)
バウケ・モレマ
ウィルコ・ケルデルマン
ディラン・ファンバーレ
ユーリ・アビク

●一言メモ
レース活動を再開したデュムランが個人タイムトライアル、ケルデルマンとモレマがロードレースでメダルをねらう。ファンバーレはイネオスの頼もしきアシスト役でワンデーレースも得意とする。コンチネンタルチームのビートサイクリングに所属するスプリンターのユーリ・アビクがメンバーに大抜擢された。ツール・ド・フランス2021でその類稀な才能を世界に見せつけたマチュー・ファンデルプールはマウンテンバイクのオランダ代表として出場する。

スロベニア

タデイ・ポガチャル
プリモシュ・ログリッチ(個人タイムトライアル兼任)
ヤン・ポランツェ
ヤン・トラトニク

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●一言メモ
ツール・ド・フランス序盤の落車負傷で目標をマイヨ・ジョーヌから金メダルに修正したログリッチが二冠をねらう。ツール・ド・フランス2021を脅威的な強さで2連覇したポガチャルだが、消耗が激しいため、アシストに回ることが想定される。上りに強いポランツ、タイムトライアルが得意なトラトニクがサポート。ナショナルチャンピオンでツール・ド・フランス区間2勝のマテイ・モホリッチさえ選考から外れるというレベルの高さで、金メダルを目指す。

スイス

マルク・ヒルシ
シュテファン・キュング(個人タイムトライアル兼任)
ミヒャエル・シェアー
ジーノ・マーダー

●一言メモ
ツール・ド・フランスではポガチャルのアシスト役に徹したヒルシだが、2020世界選手権3位の実績があり、スイスのエースとして走る。個人タイムトライアルではこの種目のヨーロッパチャンピオン、キュングがファビアン・カンチェラーラ以来の金メダルを目指す。子供の足もとにボトルを落としたサービスが指定エリア外での禁止行為で失格となったシェアーも参戦。

アメリカ

ローソン・クラドック(個人タイムトライアル兼任)
ブランドン・マクナルティ(個人タイムトライアル兼任)

●一言メモ
女子はメダル有力で5選手を派遣する米国。男子は2枠にとどまり、プロ初勝利となった全米タイムトライアルチャンピオンのクラドックと、UAEチームエミレーツでポガチャルのアシスト役として頑張っているマクナルティを起用。クラドックは2018ツール・ド・フランスの初日に落車骨折し、最下位ながら23日間を走りきって完走した選手。

文:山口和幸

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