貿易会会長、原発新増設「検討せずイエス・オア・ノーあり得ない」

貿易会会長、原発新増設「検討せずイエス・オア・ノーあり得ない」

  • 毎日新聞
  • 更新日:2021/09/15
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小林健氏=後藤由耶撮影

日本貿易会の小林健会長(三菱商事会長)は15日の定例記者会見で、新増設を含む原発の今後のあり方について「検討もしないでイエス・オア・ノーということはあり得ない」と述べ、新増設を検討する必要があるとの認識を改めて示した。

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菅義偉首相が掲げた2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)や、30年度の温室効果ガス排出量を13年度比で46%削減する目標について「確固たる科学的裏付けで出てきたものではなく、極めてポリティカル」と指摘。「自前の資源がまったくない日本にとっては安全性を徹底的に追求した上での原発は必要だ。(既設原発の)再稼働だけで済むのか」と述べ、小型の原子炉開発を含めた具体論を検討する必要性を強調した。

小林氏は7月、原発の「新増設」についての記載が見送られた政府のエネルギー基本計画の改定案について「原子力は非常に有力な選択肢だ」と苦言を呈し、新増設の検討を訴えていた。自民党総裁選を巡っては、河野太郎行政改革担当相が新増設に慎重姿勢を示している。【和田憲二】

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