
おいしいものを知り尽くして、食べ尽くしている料理のプロの方々が、自らお取り寄せをしているものは何? そんなお取り寄せを私も食べてみたい!という想いから始まったこの企画。今回は、料理家、落合貴子さんの地元、栃木県からのお取り寄せ。入手が簡単ではないという、お米が原料のスピリッツと、いちご農園が作ったいちごのジェラートです。
世の中に仕事は星の数ほどあるけれど、おいしいものに携わる幸せなお仕事をされているあの方この方……
中でも料理のプロならきっとお取り寄せライフを満喫しているに違いない!というわけで、聞いてみました「とっておきのお取り寄せ」。
前回に引き続きお気に入りを紹介してくださるのは、料理誌や企業のホームページなどで活躍中の料理家、落合貴子さん。
インスタグラムではpekotakaのアカウントで、日々のお仕事やおいしいものをアップしていらっしゃいます。
おいしいのはもちろん、見た目もキュン♡なお菓子におつまみ、選りすぐりのお取り寄せ商品を教えていただきましょう。
監修者
料理家 落合貴子
栄養士免許を取得後、自然食品メーカーにて実務経験を積んだのちフードコーディネーターに。現在は雑誌や企業サイトでの活躍のほか、都内で料理教室を開催。プライベートでは、お母さんのお味噌汁が大好きな、高校生のお子さんが二人。バドミントンクラブに所属したりヨガをしたりと、スポーティーな一面も。
鳳凰美田のスピリッツ J-Sake NIKKO -ミズナラ

珍しいお米のスピリッツ。鳳凰美田のJ-Sake NIKKO -ミズナラ。希望小売価格3,200円(税・送料別)
テレビの県別ご当地自慢ランキングなどで、栃木県で上位に上がってくるのは餃子が有名ですよね。でも栃木県出身の落合先生としては、栃木のおいしいものは「餃子だけじゃない!」と胸を張って言えるそう。
「まずは栃木の美味しいお酒。お米のおいしいところですし、いろいろあるんですよ。中でもお気に入りは小林酒造が『鳳凰美田』のブランドから出している蒸留酒のミズナラ。米原料のスピリッツって珍しいでしょう」
このミズナラ、アルコール度数は42度。このお酒のテーマは同じく栃木県にある「日光」だそうです。
日光の雄大な自然の中で育まれた水、米が使われ、口にふくむと白檀のようなオリエンタルで神秘的な香りがふんわりと。
見た目はウイスキーのようなきれいな琥珀色ですが、ウイスキーとはやはり違うフルーティーな口当たりで、ロックでもハイボールでもおいしくいただける1本です。
ただ、入手が難しいのが悩ましいところだそうで「このスピリッツは特約店でもなかなか入手困難」とのことです。おいしいもの探しは、それを手に入れるための過程も楽しめるのが良いところですね。
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上記ページにある特約店一覧にあるお店で注文。
いざわ苺園 いちごジェラート

いざわ苺園の「苺づくし ジェラート8個セット」(1カップ 104ml×8個)3800円(税込・送料別)
「とちおとめ」や「とちあいか」など、実はおいしいいちごでも実力を発揮している栃木県。
落合先生の栃木愛あふれるお取り寄せ二つ目は、いちごのジェラートです。
「いちごっていろいろなブランドが競っていますが、栃木のいちごがどんどんおいしくなっているのが嬉しくて。いちご園さんが自分の農園で作った自慢のいちごで作るジェラート、おいしくないわけないですよね」
毎年春に販売される「苺づくしジェラートセット」は、この季節を待ちわびるファンがいっぱいです。
「とちあいか、とちおとめ、スカイベリーの3種類のシャーベットに、ミルクをミックスしたいちごミルク、どれもおいしくて幸せになれます。今年はまた新しいタイプも出ているようなので、早速取り寄せないと」
道の駅しもつけでジェラートショップを営むGelato&Caffeいざわ苺園は名の通りいちご農園をはじめ、東京でもポップアップショップを開いたり、地元でイタリアンレストランを経営したりと幅広く事業を展開中で、この4月にはJR宇都宮駅ビルPASEOでジェラートショップもオープン。
東京の有名ジェラート店で修行をした店主が作るジェラート、ぜひ味わってみたいですね。

ピスタチオといちご(左)、チョコといちご(右)
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※注文方法 上記ページより注文。
※記載されている情報は2023年3月のものです。
伊波裕子