社会保険の全体像が曖昧な方は必見! 制度の概要をわかりやすく解説

社会保険の全体像が曖昧な方は必見! 制度の概要をわかりやすく解説

  • ファイナンシャルフィールド
  • 更新日:2023/01/25
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社会保険制度の全体像

社会保険とは、政府や公的機関が管理・監督者となって行っている社会保険事業で、病気やけが、身体の障害、死亡、老齢、失業など生活が困難になった場合、一定の給付を行い、生活の安定化を図る強制加入の保険制度です。狭義では医療保険、年金保険、介護保険のことを指します。広義ではこれらに労働保険を含むものです。

狭義の社会保険3つ

ここでは狭義の社会保険とされる、医療保険制度、年金保険制度、介護保険制度について紹介します。

医療保険制度

病気やけがに備えてあらかじめ保険料を出し合い、実際に医療を受けたときに、医療費の支払いに充てる仕組みです。患者は原則、医療費の1〜3割程度を支払うのみで、残りはこの医療保険制度から支払われるようになっています。会社員や公務員が加入する被用者保険(職域保険)、自営業・会社員OBなどが加入する国民健康保険、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度に分けられます。

年金保険制度

受給開始年齢に達したり、健康状態に問題が生じたりしたときに、一定のお金を受け取れる仕組みです。老後の生活資金を支える「老齢年金」、病気やけがで障害を負った場合に生活を支える「障害年金」、亡くなった方の遺族へ支給される「遺族年金」の3つがあります。

・第1号被保険者 20歳以上60歳未満の農業者・自営業者・学生・無職の方など
・第2号被保険者 会社員・公務員の方など
・第3号被保険者 性別を問わず第2号被保険者に扶養されている配偶者で年収130円未満の方

日本の公的年金は、20歳以上60歳未満のすべての人が加入する国民年金(基礎年金)と、会社員・公務員の方が加入する厚生年金保険の2階建て構造になっています。

介護保険

介護保険制度は平成12年4月からスタートした制度で、市町村(保険者)が運営しています。

・第1号被保険者:65歳以上の人
・第2号被保険者:40~64歳までの医療保険に加入している人

40歳になると被保険者として加入し、65歳以上の方は市町村が実施する要介護認定にて介護が必要と認定された場合、いつでもサービスを受けることができます。また、40~64歳までの人は、介護保険の対象になる特定疾病により介護が必要と認定された場合、介護サービスを受けることができます。

労働保険

広義の社会保険とされる労働保険は、労働者災害補償保険(労災保険)、雇用保険を総称したものです。保険給付は別個に行われますが、保険料の納付などについては一体となっています。労災保険は雇用されている人が、仕事や通勤途中に病気やけが、もしくは死亡した場合に保険給付を行い、雇用保険は失業や休業した場合に給付を行います。

まとめ

ここまで、社会保険制度の概要を解説しました。日本の社会保険制度は、世界でも非常に充実しているといわれています。日々支払っている社会保険料は私たちの生活が困難になったときに、支えてくれる力になってくれます。制度の概要を理解し、いざというときにしっかり活用できるようにしておきましょう。

出典

広島県 VII 労務対策・社会保険制度 1 社会保険制度健康保険組合連合会 けんぽれん 医療保険制度の基礎知識 医療保険(制度)とは厚生労働省 教えて!公的年金制度 公的年金制度はどのような仕組みなの? 年金保険(公的年金制度)について厚生労働省 公的年金制度の種類と加入する制度厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索 介護保険とは厚生労働省 労働保険とはこのような制度です執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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