「クソくらえです!」岡田将生の主演ドラマは「ドクターX」のナース版?

「クソくらえです!」岡田将生の主演ドラマは「ドクターX」のナース版?

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  • 更新日:2022/11/25
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カトリーヌあやこ・漫画家&TVウォッチャー

漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が、「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系 木曜21:00~)をウォッチした。

【画像】カトリーヌあやこ氏によるイラストはこちら*  *  *

特定の病院に所属せず、短期雇用で病院を渡り歩くさすらいの「トラベルナース」。いわば「ドクターX」こと大門未知子(米倉涼子)のナース版だ。

脚本も同じく「ドクターX」の中園ミホだけに、物語自体はものすごく安定感ある老舗の味。

ナイチンゲールを尊敬する熟練スーパーナース・九鬼静(中井貴一)。

大門未知子が「いたしません!」なら、こちらは「(働き方改革、常識などなど)クソくらえです!」と、毎度発する決めゼリフも抜かりなし。

そんな九鬼とタッグを組むのは、アメリカ帰りのNP(=ナース・プラクティショナー。一定の医療行為を実施できる看護資格)・歩ちゃんこと那須田歩(岡田将生)。

仕事はできるがプライド高め、医者に対しても上から目線な彼に、九鬼は言い放つ。「プライドだけがムダに高く感情を制御できない馬鹿ナース。リスクヘッジもできないクソガキです!」

歩ちゃんがキーッ!となるまでがお約束のくだり。なんだこの風呂ずっと入ってられる。そんな適度な湯加減の展開だ。

「医者は病気を診て病気を治し、ナースは人を見て人を治す」という九鬼の名セリフ。

これまた中井貴一のあの顔、あの声、あの分け目(髪の)で言われると説得力100パーなのよ。で、CMになるでしょ。また中井貴一なのよ。

「僕には、愛されて育つ苗木の気持ちがわかるんだ」。貴一が言うならきっとそうに違いないミキプルーンのCM。だって貴一ったら、1997年から26年間も出演し続けてるんですよ、ミキプルーン。こんなに同じ人が継続してるCMって「もっともっとタケモット」の財津一郎くらい!?

そして恐るべきことに気づいてしまいました。ミキプルーンの貴一、26年前からずっと髪の分け方変わらねぇ! そら、苗木の気持ちも患者の気持ちもわかりますわ。

「ドクターX」では病院長への手土産に必ずメロンを持参するけど、貴一はぜひミキプルーンで。

さてこのドラマは一話完結。一話の患者名は一村と一ノ瀬。二話は二階堂で三話は三雲と三上。四話が四方田で五話は五反田と、話数と患者名の数字が一致する。

となると九話の患者は、まさかの九鬼? スーパーナース倒れる? どうするどうなる、ミキプルーン飲みながら待つ。

カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など

※週刊朝日  2022年12月2日号

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