
「VIVANT」主演の堺雅人
17日放送されたTBS系日曜劇場「VIVANT」最終回の視聴率が世帯平均19・6%(関東地区、以下同)、個人12・9%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。瞬間最高は世帯20・8%、個人13・7%。
堺雅人演じる自衛隊の秘密組織「別班」のメンバー「乃木」が、テロ集団「テント」の全貌に迫る同作品。最終回はテント首領で乃木の実父・ベキ(役所広司)の壮大な野望や復讐心の詳細が明かされ、それにまつわる敵側との攻防、乃木親子の血のドラマ、公安刑事・野崎(阿部寛)の暗躍ぶりなどなど、大団円で締めくくられた。
このところリアルタイム視聴率の数字は高くなかった日曜劇場だが、最終回を比べると、「VIVANT」は福山雅治、大泉洋の共演で話題になった前期「ラストマン―全盲の捜査官―」の13・4%、8・3%を上回った。鈴木亮平主演の21年7月期ヒット作「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の19・5%も超え、阿部寛主演の同年4月期「ドラゴン桜」の20・4%、同1月期「天国と地獄~サイコな2人」(綾瀬はるか&高橋一生)の20・1%に迫る高視聴率番組となった。
東スポWEB