ウォルマート、婦人服のネットショッピングに仮想試着技術を導入

ウォルマート、婦人服のネットショッピングに仮想試着技術を導入

  • Forbes JAPAN
  • 更新日:2022/09/23
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米小売大手ウォルマートはこのほど、顧客がより自信を持って衣料を購入できるよう、服を着た様子を消費者が確認できる仮想試着機能「Be Your Own Model(自分のモデルになろう)」を導入する。

ウォルマート米国のデニース・インカンデラ執行副社長(アパレル、プライベートブランド担当)は「この機能によりショッピングのゲーム化が生じ、異なる服を試着した自分を何度も見ることができる。これは実はとても魅力的だ。こうした機能はこれまで存在しなかったはず」と述べた。

同社は今春、50人のモデルを使って服の試着を再現できる「Choose My Model(私のモデル選び)」を導入。同技術は非常に人気を博し、消費者からはさらなるモデルの追加が続々依頼され、ウォルマートではそれに応えてモデルの数を増やしていた。現在、その数は120人を超えている。

インカンデラは「人々が最終的に求めていたのは、自分と似たような見た目のモデルだ。そのため当社では『Be Your Own Model』を導入し、自分と似たモデルを選ぶか、それとも自分自身がモデルとなるかの選択肢を顧客に提供できることを喜ばしく感じている」と説明している。

インカンデラによると、このプログラムには毎月新たな商品が追加され、参加するブランドの数は増え続ける予定だ。

インカンデラは、「これが、新たなネットショッピングの形の始まりではないか思う」と主張し、「これは当社の技術だ。当社では企業を買収し、ウォルマートチームが1年かけて機械学習やアルゴリズム、マッピング技術を構築した。これは、2つの平面的な画像を上に重ねるだけではない。衣類が体にどうフィットするかについてより正確な印象を与えるため、マッピングと地形学技術を活用している。これは真に当社独自のもの」と続けた。

この技術は最終的に、女性用衣料から男性用衣料、子ども服、アクセサリーへと拡大することを目標としている。

この戦略を加速させているのは、仮想試着基盤を提供するジーキット(Zeekit)のウォルマートによる買収だ。この機能は、消費者が自分の全身写真を撮影し、ウォルマートのアプリにアップロードする仕組みになっている。

インカンデラは「写真はプロフィールに保存されるため、希望しない限りはこの機能を使うたびに新しく写真をアップロードする必要はない」と述べた。

「Be Your Own Model」の目標は、コンバージョン(閲覧者が商品を購入すること)を増やし、返品率を下げることにある。

インカンデラは「顧客は、(この機能がなければ)自分の身長では『このスカートが膝上に来るだろうか、それとも膝下だろうか』と疑問に思っていたかもしれない」と指摘している。「Be Your Own Model」は、ネットで購入する服を着たらどのように見えるかに関する推測作業をなくすものだ。

インカンデラは「これは全ての年齢層に訴えるものだと思うが、若者が興味を持ち利用することが想像できる」と語り「ソーシャルメディアや、自分の姿を見ることが大好きな人がいることを考えると、この機能はそれを次のレベルに引き上げてくれるものだ」と主張した。

forbes.com 原文

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