パリジェンヌが驚いたのは、東京女子のあの習慣

パリジェンヌが驚いたのは、東京女子のあの習慣

  • Glitty
  • 更新日:2018/02/13
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表参道の裏路地の一角。

ひっそり佇むビルの扉を開けると、まるでパリのアパートメントのような空間が広がっていました。

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ここは「My Little Box(マイリトルボックス)」の東京本社。My Little Boxは、毎月サプライズがつまったボックスが届くパリ発のサービス。

そのサービスに惚れ込み日本でローンチした片岡郁美さん、パリ本社から渡日中でHead of e-commerce(Eコマース主任)のアナさんに、My Little Boxへの想いを聞いてみたら、東京女子とパリジェンヌの意外な共通点が見えてきました。

「パリのリアルを日本に届けたい」My Little Boxを通して伝えたいこと

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大学卒業後にパリに渡り、MBAを取得してからはルクセンブルクの金融業界で働いていたという片岡さん。転機は28歳のときに訪れたと言います。

片岡さん:パリでの生活にもすっかり慣れてきたころ、いままでやってきた分野から出て何かに挑戦してみたいなっていう気持ちが芽生えたんです。

そんなときにMy Little Boxを知って、アジアの女の子にも届けられたら…という想いひとつで企画書を手に提案に行きました。その数か月後、帰国直前のタイミングで「大事なプロジェクトを一緒にやりたい」と電話がかかってきたんです。迷わずに新しいことにトライすることは大事だなと感じましたね。

若くして海外に渡り、臆することなく新しいことにチャレンジしてきた片岡さん。そんな片岡さんがMy Little Boxを通じて同世代の女の子に届けたいものは「商品ではなく、体験」だと言います。

片岡さん:毎月のボックスはテーマによってガラッと変わります。過去には「ENERGY」という運動が楽しくなるアイテムをセレクトしたり、「SWEET」というテーマではエプロンを入れてみたり、「SUNDAY」ではクッキーの型を入れたり…。何か新しいことを始めるきっかけにしてほしい! という想いを込めています。

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難しかったのは1月の「WOMAN = 女性」というテーマで展開したボックスだそう。

片岡さん:いまパリで流行っているものだけでなく、パリの女の子が何を考えているのかもそのまま伝えたいので、1月の「WOMAN」のようにソーシャルで難しいテーマを選ぶ場合も…。そんなときは、なぜそれを選んだのかという背景も伝えられるよう工夫しています。

WOMANのボックスにはジバンシイのリップをはじめ、パリジェンヌが注目している女性監督によるショートエッセイ、世界で活躍する女性をイラストにしたトランプ、メッセージ入りのオリジナルマグカップ、コースター、クッキーまで!

プロダクトのひとつひとつも魅力的ですが、ボックスのアイテムの相乗効果で「何かを始めようかな」という気持ちになってきます。

2月のテーマ「Me Time」は、東京女子からインスピレーション

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パリで2011年にスタートして以来、ドイツやベルギーなど世界中に展開を広げているMy Little Boxですが、アジアでのプロジェクトは日本がはじめて。日本でのローンチについてアナさんに話を聞いてみました。

アナさん:日本の女の子とパリジェンヌの共通点は、贈り物のディテールにこだわるところだと感じています。

私自身、プライベートで贈り物を贈るときはパーソナライズしてギフティングするんです。たとえば、本をプレゼントするなら本のなかに登場するマドレーヌを一緒に入れてみたり、本の最初の何ページかをコピーした紙で包装してみたり…。

相手がどんなものをもらったらうれしいか、どんなことを感じるか、想像するだけで楽しいんですよね。

My Little Boxの魅力は毎月違ったテーマに沿ったアイテムがセレクトされていること。

毎月のテーマとアイテムの選定は、パリと東京のスタッフで連携して決めているのだそう。ときには日本の女の子からインスピレーションを受けることも。

アナさん:たとえば2月のボックスのテーマは「Me Time(自分のための時間)」。打ち合わせを重ねるなかで、東京の女の子たちは自分へのご褒美習慣があることを知ったんです! パリジェンヌも日本の女の子同様にバリバリ働いているのですが、自分へのご褒美という概念はなかったので、これは驚きでした。

そこでフランスでは「BATH TIME」というタイトルで同じボックスを展開することに…。パリではバスタブに浸かる習慣もあまりないので、フランス版では優雅にバスタブに浸かれるホテルも紹介しています。

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オリジナルのイラストが描かれたボックスを開けるとバスグッズやチョコレートなど、自分時間を楽しくしてくれるアイテムが。

ボックスを通じて、世界中の女の子と「体験」をシェアしたい

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現在My Little Boxには、ニューヨーク、サンフランシスコ、香港など、世界各国に各都市のトレンドをまとめる「スポッター」が約10人いるそう。スポッターを通じてリアルな各都市のトレンドをマーケティングし、ボックス作りに活かしているのだといいます。

最後に、今後やりたいことをふたりに聞いてみました。

アナさん:私はインスピレーションを得るためによく旅に出るのですが、世界中の各都市にこのオフィスのようなアパートメントを作って、すべてのアパートをみんなが旅できるようになったらいいなと考えています。

片岡さん:イベント開催にも力を入れていけたらいいなと思っています。いまは東京のアパートメントで開催することが多いんですが、国内のほかのエリアやほかの国にもアパートメントを増やして、つながりを増やしていきたいです。

英語の行き交うオフィスはリラックスしたムード。ここに世界中の女の子のトレンドが集まります。

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忙しい日々だからこそ、考えること、感じること、挑戦することを忘れずにいたい──。

それは国籍関係なく、働く女子なら誰もが抱いていることなのだと感じました。My Little Boxにはそんな気持ちを後押ししてくれるメッセージがつまっています。

文/Yuriko Isayama 撮影/グリッティ編集部

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