『ドクターX』、「いい加減飽きた」「ガッカリ」と酷評噴出...視聴者離れで大コケの懸念

『ドクターX』、「いい加減飽きた」「ガッカリ」と酷評噴出...視聴者離れで大コケの懸念

  • Business Journal
  • 更新日:2017/10/13
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米倉涼子主演の連続テレビドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の初回が12日に放送され、平均視聴率は20.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。

過去に放送された4シリーズのすべてで高視聴率をたたき出した人気ドラマへの期待の高さを見せつける格好となったが、同時に先行きへの不安も感じさせるすべり出しだったことを指摘しておきたい。

不安要素の筆頭は、未知子(米倉)の新たな敵役として登場した志村まどか院長(大地真央)である。いや、大地の演技が駄目だったというのではない。むしろ、大学病院医局の権威主義を嫌い、患者第一という主義を掲げ、外科医としての腕も確かで、未知子を認める一方でキッチリと手綱を締めようとする院長像は初回を存分に盛り上げてくれた。

本シリーズは、旧態依然とした病院幹部たちに未知子が楯突き、最終的にギャフンと言わせる単純明快な痛快さを売りにしていただけに、クリーンな人物として描かれた志村院長と未知子がこの先どんな物語を繰り広げていくのか、期待が高まったという視聴者は多かったはずだ。腹黒い相手とは戦いやすいが、高潔な理想を持ち正論を述べる相手と戦うのは難しい。よって、今シリーズは未知子と志村院長が時に反発しあい、時に協力しあいながら理想の病院を作っていく新路線になるかと思われた。

だが、そんな予想に反して志村院長は不倫が元で失脚。代わって院長の座に就いたのは、数々の不正疑惑で院長の座を追われ、僻地に左遷されたはずの蛭間(西田敏行)だった。これにはガッカリした視聴者も少なくなかったようで、ネット上には視聴者からは「また蛭間か」「西田敏行は好きだけどいい加減飽きた」「大地真央いいと思ったのに」など、結局お決まりの蛭間VS未知子の構図になってしまったことを残念がる声が見られた。

制作側としては当初の予定通りだったと思うが、大地真央が予想以上に役にはまっていただけに、余計に「結局また同じか」との思いを視聴者に抱かせてしまったとも言える。視聴者離れを起こさないかどうかは、2回目以降の展開で大きな変化があるかどうかにかかっているのではないだろうか。

このほか、時事ネタの過剰な取り込みも目立った。患者第一主義を掲げる志村院長が「患者ファースト」と発言するのはまだ自然で、ニヤリとさせられる程度だったが、「忖度」の連呼や不倫に対しての「ゲスの極み」発言、元都知事をほうふつとさせるカバンにお金が入るか入らないか論争など、何でもかんでも無理やり盛り込んだような脚本となっていた。正直言って少々うるさすぎるし、ウケを狙いすぎている観が否めない。ネット上に見られる視聴者の反応も否定的なものが多く、制作側の思惑とは裏腹に視聴者の反発を招いたようだ。プロローグ的な要素を持つ初回なので仕方ない面もあるとはいえ、ストーリーも『ドクターX』らしい痛快さやぶっ飛んだところがなく、ごく普通のドラマになっていたとの声もある。2話からの巻き返しを期待したい。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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