笠浩史、後藤祐一両氏が15日に離党届提出へ 前原誠司代表「週内に決着」表明も妙案なし 若狭勝氏は「改憲で一院制」提唱

  • 産経ニュース
  • 更新日:2017/09/15

民進党の笠浩史衆院議員(52)=神奈川9区=は14日、大島敦幹事長に対し、後藤祐一衆院議員(48)=同16区=とともに15日に離党届を提出すると伝えた。前原誠司代表は今週中に「離党ドミノ」を決着させる意向を示したが、小池百合子東京都知事に近い若狭勝衆院議員は14日、結成を目指す新党の主要政策として憲法改正で国会を一院制にする方針を掲げ、離党組の受け入れ態勢作りを着々と進めた。

笠氏は14日夕、大島氏に電話で「慰留してもらったが、新たに自民党に対抗できる勢力を結集する努力をしたい」と伝えた。

笠、後藤両氏と、13日に離党届を出した鈴木義弘衆院議員(54)=比例北関東=は、8月に離党した細野豪志元環境相が結成した党内グループ「自誓会」のメンバー。3人は細野氏と合流し、年内の新党結成を目指すとみられる。

党内では岸本周平(61)、福島伸享(47)の両衆院議員も離党する方向で調整しており「離党ドミノ」はとまる気配がない。こうした状況に前原氏は焦りを募らせている。

「大島氏に今週中にけじめをつけてほしいとお願いした。(離党の)意思が明確でない方には再度ヒアリングし、こちらから判断することもあり得る」

前原氏は14日、金沢市で記者団にこう強調した。さらに若狭氏の新党構想について「どういう社会像を目指すか示されていないのに連携しようとする議員の気が知れない。小池氏のブームにすり寄っているとしか見えない」と批判し、「離党予備軍」を牽制(けんせい)した。

その若狭氏は14日、国会内で記者会見を行い、「憲法改正では衆参を統合して一院制にすることが極めて優先度が高い。衆参の総定員を少なくとも200人以上削減できる」と訴えた。

若狭氏は与党に異論の強い一院制の実現が「しがらみ政治の脱却につながる」とした。安倍晋三首相(自民党総裁)が提案した憲法9条に自衛隊の存在を明記する改正案は「すでに国民は自衛隊は合憲と受け入れており、優先度は低い」と語った。

若狭氏は小池氏の賛同を得た上での発表だとした上で「新党をつくる際、一院制に反対する人はメンバーにならない」とも述べた。若狭氏の新党には「理念がない」などの批判があり、早期に政策の骨格を示して細野氏らとの協議で主導権を握る狙いもあるようだ。

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