スクラムから立て直し、明治が開幕3連勝 関東大学ラグビー対抗戦

スクラムから立て直し、明治が開幕3連勝 関東大学ラグビー対抗戦

  • J SPORTS
  • 更新日:2016/10/20
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前半戦最大の山場と位置付けていた筑波大学を打ち破った。対抗戦3戦目の筑波大戦は群馬県高崎市の浜川陸上競技場で行われた。

「MUST WIN」を掲げる明治大学は開幕戦の日本体育大学戦に続き、北海道・月寒ラグビー場で行われた青山学院大学戦で2つの勝ち星を挙げている。

一方、筑波大は対抗戦ここまで1勝2敗と、大学選手権の出場権をかけて後がない崖っぷちの状態。お互い一歩も引かない、文字通り熱戦を繰り広げた。

明治は序盤から手堅くゲームを進めた。前半5分、筑波大陣内でのペナルティーにショットを選択。SO(スタンドオフ)堀米航平(商3=流経大柏)が冷静に沈め、PG(ペナルティゴール)で3点を先制する。

このまま、先制トライを挙げたい明治だったが、筑波大も黙ってはいなかった。前半14分、筑波大BK(バックス)のアタックにたまらず自陣深くでオフサイドの反則。相手ボールのラインアウトから、今度はFW(フォワード)が体をねじ込みポスト中央にグラウンディング。3-7と逆転される

その後、1トライ1ゴールを返し、10-7と再逆転。さらに前半30分、敵陣深くで得たマイボールスクラムのチャンスをものにした。審判の声がかかると一気に押し込み、ゴールラインに迫った。重戦車の姿に客席からも歓声が上がり、認定トライを獲得。これで17-7。

35分、筑波大にトライを奪われるが、前半終了間際に再びショットで3点を追加し、20-14で前半を折り返した。

後半に入ると筑波に連続トライを許し20-28。それでも16分に1トライを返すと、明治が真価を発揮した。27-28の1点を追う後半中盤。ターンオーバーされてもスクラムからリズムを立て直し、なんとか敵陣にとどまりスコアのチャンスを伺った。

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逆転トライを決めた祝原

後半27分、ゴール間際でのマイボールラインアウトから展開し、最後はラックから左PR(プロップ)祝原涼介(情コミ2=桐蔭学園)がポストの真下に突っ込みトライ。堀米が冷静にキックを沈め、34-28で逆転に成功する。

この逆転トライを機に流れが完全に明治に傾く。後半37分には自陣ゴールまであと10メートルのところまで迫られたが、筑波大のパスミスにすかさず右FL(フランカー)桶谷宗汰主将(営4=常翔学園)が飛びつく。

堀米がなんとかつなぎ、大外で待ち構える左WTB(ウイング)山村知也(営1=報徳学園)に託した。一瞬でトップスピードに乗った山村はステップを切り筑波大ディフェンスを置き去りにし80メートルを走り抜ける独走トライ。

この日2本目となるトライで相手を大きく突き放し、48-28でノーサイド。対抗戦前半の最大の山場に勝負をつけた。

司令塔・堀米がキックが大量得点を稼いだ。この日2本のペナルティーゴールと6本のコンバージョンキック全てを決め18点を加点した堀米。成功率100%で、復帰戦の青学大戦での成功率50%を大幅に上回った。

「毎日、納得がいくまで何本も蹴っていた」(堀米)。対する筑波大もキック成功率が100%とハイレベルな対決となったこの試合。中には難しい角度のキックも含まれていたが、堀米が全てスコアにつなげたことで勝利を引き寄せた。

これから迎える対抗戦後半戦では1本のキックが勝負を分ける。堀米のキックも明治の武器へと成長した。10番としての勝負勘を取り戻し、学生最強BKを完成させる。

対抗戦前半戦最大の山場を白星で終えた桶谷組。春に流通経済大学にダブルスコアで惨敗した開幕戦に始まり、東海大学に逆転トライを許し、敗北した夏合宿から目に見えて成長を続けている。

試合を重ねるごとに一つ、また一つと武器を増やし続けてきた。第4戦目の成蹊大学戦を翌週に控える明治。11月の連戦に向けて、またしても勝たなければいけないゲームとなる。悲願の対抗戦単独優勝をかけて、勝負の後半戦に臨む。

文:荒井希和子(明大スポーツ新聞部)

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