著名ミニマリストが指南する親の住まいをすっきり片づける3つのメリット

著名ミニマリストが指南する親の住まいをすっきり片づける3つのメリット

  • @DIME
  • 更新日:2017/12/06

断捨離やミニマリズムという言葉が定着し、あまりモノを持たないライフスタイルを選ぶ人が増えている。ただし、これを実現できるのは、独身か子供のいない夫婦限定で、特に「モノを捨てるのは悪いこと」という価値観の根強い親世代にはマッチしないと考えている人は、多いのではないだろうか。

そうした一般通念に対し、「持たない暮らしは、仕事や子育てから引退した親世代にこそおすすめのライフスタイル」と唱えるのが、ミニマリスト主婦で関連著書を数冊出している、やまぐちせいこさん。

やまぐちさんが夫の実家(義父母の家)に移り住んだとき、汚部屋と化していた住まいを紆余曲折の末すっきり片づけたという自身の体験談をもとに書いた『ミニマリスト、親の家を片づける』(KADOKAWA)には、親世代が持たない暮らしをするメリットが、以下3つ挙げられている。

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●メリットその1:安全、健康に暮らせる

やまぐちさんが義父と庭木を整理していたとき、義父が足元のゴミに足を引っ掛け、チェーンソーを持ったまま転倒する出来事があったという。

幸い大事には至らなかったが、余計なモノのない住環境の一番のメリットが「安全、健康に暮らせる」ことだと、やまぐちさんは痛感する。

「汚部屋で生活していて室内、庭など、足元にモノが多ければ、転倒して足や腰を骨折する危険が高まります。あるいは室内が埃だらけだったり、水回りがカビだらけだったりしたら、当然、衛生状態が悪くなります。こうした家の環境がきっかけで介護が必要になってしまう場合もあります」と、やまぐちさん。

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Before

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After

見違えるほど片づき、安全で健康的になった、やまぐちさんの義父母の家の一室

●メリットその2:万が一の介護や病気にすぐ対応できる

多くの人は、親の介護が始まってから、あるいは病気になってから、あわてて実家の片づけをしているが、「ただでさえ大変なときに、同時に親の家を片づけるのは、子ども世代にとってあまりに大きな負担」だと、やまぐちさんは説く。

「親が元気なうちに片づけが完了していて空間に余裕があれば、『いざ、そのとき』が来ても、慌てふためくことはありません」

●メリットその3:家事が楽になる

親世代は、年々認知能力や体力が落ちてきて、ふだんの家事が負担になってくる。それに対応して、「身の回りをシンプルにする」ことで、その負担感を軽減できるとも。

「モノが少なくなれば掃除機もかけやすい、雑巾がけもしやすい、洗い物は少なくて済む、洗濯物も減るので干す手間が減る…といいことだらけです」

このように、親世代がミニマリスト的なライフスタイルを送るメリットは大きいのだが、そのライフスタイルへの移行を促すのは、やはり子供の役目。

親の死去に伴い実家の遺品を整理するのと、親が元気なうちに親の所有物を片づけるのとでは、当然後者の方が難易度は断然高い。が、親が存命中の片づけのタイミングや原則、整理収納のコツなどについて、『ミニマリスト、親の家を片づける』から得るものは多い。帰省時に、親の家が汚部屋になりかけていたら、本書を読まれ実践してみるとよいだろう。

やまぐちせいこさん プロフィール
1977年生まれ。ミニマリスト、主婦。通称やまさん。にほんブログ村ライフスタイル部門1位の人気ブロガー。転勤族で引っ越しが多かったことをきっかけに、モノを持たないミニマリストとしての生活を始める。2016年春から義父母と同居することに。現在は夫、長男、長女、義理の両親と、大分県の田舎で二世帯住宅に暮らす。ブログ:少ない物ですっきり暮らす

文/鈴木拓也
老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。

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