任天堂、「スーパーマリオ」映画化へ 米社と合意間近

任天堂、「スーパーマリオ」映画化へ 米社と合意間近

  • WSJ日本版
  • 更新日:2017/11/15
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任天堂は人気ビデオゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のアニメ映画制作を巡り、ハリウッドの映画スタジオ、イルミネーション・エンターテインメントと協議しており、合意に近づいている。関係筋が明らかにした。

人気キャラクターのマリオとルイージが実際に映画のスクリーンに登場すれば、ハリウッドの大手スタジオが結ぶライセンス契約としては数年ぶりの大型案件となる。

任天堂は多数の人気ゲームキャラクターを有しているが、1993年以降、テレビや映画など、映像化を巡る合意は結んでいない。同年に公開された「スーパーマリオブラザーズ」実写映画の興行成績がふるわなかったことが背景にある。その後の映画関連の取り組みは、系列会社が手掛けた「ポケモン」ゲーム関連の子供向け映画のみだ。

任天堂の人気キャラクターのハリウッド進出の話はこれまでも浮上したことがあるが、近年ではマーベルのスーパーヒーローなど、一般によく知られたブランドが登場するフランチャイズ映画が世界的に人気を集めており、こうした状況も後押ししているとみられている。

別のハリウッドスタジオも過去に、スーパーマリオの放映権を求めた、と関係筋は明かしている。

関係筋によると、クリエイティブ面で、任天堂がどの程度関与できるかが、交渉の焦点になったもよう。スーパーマリオの生みの親として知られる宮本茂氏が交渉に関わっており、おそらく映画のプロデューサーになる見込みという。

イルミネーションは映画化について、1年以上交渉を続けてきた。ユニバーサルのテーマパーク部門は2年前、任天堂とともに、マリオやその他のキャラクターを基にしたアトラクションの建設で合意しており、今回の映画化交渉へと発展した可能性がある。

任天堂、イルミネーションの広報担当はいずれもコメントを控えた。

イルミネーションはコムキャスト傘下ユニバーサル・スタジオ向けにアニメ映画を制作。これまで「ディスペカブル・ミー(邦題:怪盗グルー)」「ミニオンズ」などの人気映画を手掛けている。

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