8コアモデルを選べる15インチ「MacBook Pro」はメインPCとしてベストな選択か?

8コアモデルを選べる15インチ「MacBook Pro」はメインPCとしてベストな選択か?

  • @DIME
  • 更新日:2019/08/26
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15型の新型『MacBook Pro』は2種類展開で、ともに高性能CPUを採用。処理性能が劇的に向上している。そのほか従来の独自機能も含め、新『MacBook Pro』の真価に迫る。

8コアCPUを搭載したその実力やいかに!?

本製品は〝Pro〟の名を冠しており、いわゆるクリエイター向けのハイエンドモデルという位置づけ。フルHD以上の高精細なRetinaディスプレイを搭載し、動画や画像の編集などもサクサクとこなせるだけのパワフルな仕様が特徴のシリーズだ。

「特に上位機では8コアのCPUを採用し、メインマシンとして十分すぎるほどのパフォーマンスを持っています。今回試用した15型の上位機は16GBのメモリーを搭載し、ストレージにはSSDの512GBを採用するなど、かなり贅沢なスペックですね」

そう話すのはPCライターの後藤宏さん。そんな性能面の高さとともに、特に印象的だったのはキーボードの使用感だという。

「以前の機種は、キーを押した際にカチカチと打鍵音が響いていましたが、新モデルではかなり抑えられていますし、心地よく作業を進められます。また、iOSデバイスとの連携機能が便利。すでにアップル製品を利用しているなら、写真の共有などの手間が減るのでは、と感じました」

『MacBook Pro』を回診した人

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PCライター

後藤 宏さん

MacもWindowsも節操なく使う〝二刀流〟のライター。Classic Mac OS時代からMacを使い、自称〝理不尽な爆弾アイコンを口伝する語り部〟。Macは主に仕事用に使うため、評価基準は厳しい。

テスト項目

[TEST.1]複数処理の快適さ

複数のアプリを起動し、高性能CPUによるパフォーマンスの高さを検証する。

[TEST.2]操作性の良さ

キーボードやトラックパッドの操作の基本。主に入力のしやすさなどを確認する。

[TEST.3]連携機能の利便性

MacといえばiOSデバイスとの連携機能がウリ。実際に『iPhone』で確かめる。

[TEST.4]拡張性の高さ

データのやりとりなどに欠かせない、実用性を左右する入出力端子もチェックする。

高性能CPUを採用!複数のアプリがサクサクと動く

アップル『MacBook Pro』 15インチ 2.6GHz 6コアプロセッサー:25万8800円 15インチ 2.3GHz 8コアプロセッサー:30万2800円

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旧機からCPUが刷新され、パフォーマンスが大幅に向上した2019年モデル。高精細な表示で視認性に優れたRetinaディスプレイを採用。ストレージはSSD 4TBも選択可能だ。

OS:macOS Mojave
ストレージ:2.6GHz 6コアプロセッサー 256GB/2.3GHz 8コアプロセッサー 512GB(ともにSSD)
メモリ:16GB ディスプレイ:15.4インチ Retinaディスプレイ(2880×1800)
サイズ:W34.93×H1.55×D24.07cm 重さ:1.83kg

[TEST.1]「8コアCPUを採用して磨きがかかった基本性能」

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15インチの上位機は13インチに比べてCPUのクロック数は低いが、動画編集など高負荷な作業時には5.0GHzのハイパワーを発揮する。また〝16〟のスレッドに対応し、CPUが同時に処理できる作業は従来機よりも約30%アップした。「複数のアプリの並行作業がさらに軽快になりました。写真を多用するPowerPointやグラフの多いExcelの編集作業も想像以上に快適です」

■ 同時に立ち上げたソフト

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■ Excelのファイルで表示領域の視認性も確認!

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2880×1800の解像度により、Excelでは横方向の列をしっかり表示できる。「複数のウインドウを展開して作業したり、ファイルを管理したりするのが楽ですね。効率よく作業できるのがわかりました」

【評価】★★★★★

[TEST.2]「独自の操作方法は使いこなすほど便利!」

CPUのパフォーマンスがいかに高くても、それを存分に生かすには、そもそも使いやすくなければならない。「感圧式のトラックパッドやタッチバーなど独特の入力装置を備えていますが、ともに使い勝手は上々。複数のアプリがストレスなく動くだけでなく作業を快適に進められますね」

■ トラックパッドは広々として使いやすい?

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Windowsにはない〝強めにクリックする〟操作は慣れが必要。「標準状態でタップ操作に対応していると、より使いやすいかも」

■ カスタムできるタッチバーは意外と便利かも!?

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視認性がよく、日本語入力時に、英数やカタカナを素早く入力できるのが便利。「表示するメニューをカスタムできる点も◎」

■ 改善されたキーボードはストロークが浅くても大丈夫?

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ストロークが浅く、軽いタッチで入力できるのは従来機同様。「新機種は打鍵音が気にならず、入力ミスもなく軽快にタイピングできます」

【評価】★★★★☆

[TEST.3]「iCloudのアカウントでテキストや画像を共有」

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最新のmacOS「Mojave」ではiCloudを利用して、iOSデバイスなどとデータを共有できる〝ユニバーサルクリップボード〟を備える。「『iPhone』でコピーした文字列や撮影した写真などを手軽にMacへ送れるのは便利ですね」

■『Apple Watch』を認識しスムーズにログイン

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『Apple Watch』を着用していると、近づくだけでログイン可能。ほかにも便利な連携機能が充実している。

[Step1]『iPhone』とBluetooth接続

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[Step2]右クリックで〝撮影〟指示

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[Step3]撮った写真をMacにすぐ転送

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【評価】★★★★☆

[TEST.4]「Type-Cが4基のみのかなり割り切った仕様」

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インターフェイスは、USB Type-C(Thunderbolt 3)が4基のみの思い切った仕様。「最大40Gb/sの高速仕様ですが、Type-Aポートがないのは残念。USBメモリーはいまだにType-A向けが中心ですからね」

【評価】★★☆☆☆

〈後藤’S総合評価〉

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「Officeをはじめとする複数のアプリを同時に作業してもストレスを感じないのは、さすが8コア! メインマシンとして申し分ないですね。個人的には打鍵音が静かなのが好印象でした。それだけにインターフェイスがUSB Type-Cのみなのは残念なところ。データの展開先としてクラウドの利用が必須です」

OTHER CHOICE

パワフルな性能と〝心地よさ〟を両立

NEC『LAVIE Note NEXT NX850』 オープン価格(実勢価格約20万9800円)

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6コアのCPUを搭載したパワフル仕様のハイエンド機。打鍵音の耳障りなノイズを低減した静音キーボードを採用しており、リビングでも快適に利用できる。

OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:第8世代 インテル Core i7-8750Hプロセッサー
ストレージ:約256GB(SSD)+約1TB(HDD)
メモリー:8GB ディスプレイ:15.6型 LED IPS液晶(1920×1080)
サイズ:W36.1×H2.46×D24.3cm 重さ:2.4kg

様々なシーンに対応する〝2 in 1〟の新鋭機

富士通『FMV LIFEBOOK UH95/D2』 オープン価格(予想実勢価格約22万円)

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ディスプレイ部を360回転するとタブレットとしても使える〝2 in 1〟ノートの世界最軽量モデル。本体に内蔵して充電可能な専用ペンが付く。7月18日発売予定。

OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:第8世代 インテル Core i7-8565Uプロセッサー
ストレージ:約512GB(SSD)
メモリー:8GB ディスプレイ:13.3型液晶(1920×1080)
サイズ:W30.9×H1.69×D21.48cm 重さ:0.868kg

薄型軽量でありながら対応力は抜群

パナソニック『レッツノート CF-LV8LDVQR』 オープン価格(実勢価格約31万円)

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14型液晶を採用した大画面モバイル。素早く復帰できる「モダン スタンバイ」に対応し、スリープ中でも通信や音楽再生ができるなど、スマホ感覚の使い方も可能だ。

OS:Windows 10 Pro 64ビット
CPU:第8世代 インテル Core i7-8565Uプロセッサー
ストレージ:約512GB(SSD)
メモリー:8GB ディスプレイ:14型液晶(1920×1080)
サイズ:W33.3×H2.45×D22.53cm 重さ:1.385kg(付属のLバッテリー装着時)

取材・文/後藤 宏 撮影/羽田 洋(プロペラ映像制作所)

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