糖質が少なくてもアルコールは血糖値に影響を及ぼす?糖質の多いお酒と少ないお酒の違いとは

糖質が少なくてもアルコールは血糖値に影響を及ぼす?糖質の多いお酒と少ないお酒の違いとは

  • @DIME
  • 更新日:2018/01/13
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年始にかけて増える飲み会。今、糖質制限がブームだが、日頃から糖質オフを心がけているというビジネスパーソンもいるのではないだろうか。しかし、この時期、糖質を控えているとはいえ、お酒や宴会の席を断るのはむずかしい。そこで糖質の比較的少ないお酒を選ぶという作戦を決行してみよう。ただし、血糖値の観点からすれば、糖質が少ないお酒も注意が必要だ。この点もよく心得ておきたい。

■お酒自体のカロリーは実質無効?

これまで、太る原因といえば「カロリーが高いもの」だった。しかし、最近は、カロリーではなく、糖質に問題意識がシフトしている。そんな中、お酒はカロリーが高いものの、糖質の少ないものであれば問題ないという見方も出てきている。

お酒は、アルコール度数が上がれば上がるほど、カロリーが高くなる。しかし、一般的な食べ物のカロリーと異なり、体内で吸収されず、脂肪にはなりにくいといわれている。これは、お酒のカロリーはそのほとんどが体熱を上げるのに使われるからだ。お酒が太りやすいといわれるのは、食欲増進作用によりさらにお酒が進み、おつまみも食べ過ぎてしまうということが大きいようだ。また、アルコールには脂肪の代謝を抑制する働きもあるといわれているため、ダイエット効率が下がることになる。よって、お酒のカロリーは実質無効になるが、太りやすいことには変わりない。

■糖質の多いお酒と少ないお酒

そんなお酒の中でも、より太りにくさを狙うのであれば、糖質の少ないお酒を選びたい。そこで、糖質の多いお酒と少ないお酒を見ていこう。

●糖質の多いお酒~醸造酒

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糖質の多いお酒といえば「醸造酒」。多くの人が愛飲しているビールやワイン、日本酒などが相当する。米や麦、葡萄などの原料を発酵させることによって造るものだ。醸造酒には、アルコールの他に糖質やたんぱく質などが含まれている。

【ビール】糖質量:100g当たり3.1g

ビールは比較的糖質量が多いというのは、よく知られていることだ。よって、各ビールメーカーからは糖質ゼロの商品が数多く登場している。飲み会ではどうしても一杯目に飲まざるを得ないものだが、糖質を気にするなら、一杯だけに留めておくのも良いだろう。

【日本酒】糖質量:100g当たり4.5g

醸造酒といえば日本酒。日本酒といえば、原料となる米のデンプンや、麹、酵母などが生んだうまみが魅力なのだが、これらはすべて糖質となる。こちらもビール同様、糖質ゼロ商品が登場しているが、非常に軽い辛口を好む場合にチョイスする余地がある。

【白ワイン】糖質量:100g当たり2.0g

白ワインと赤ワインでは、白ワインのほうが糖質が若干多い。赤ワインの糖質量は100g当たり1.5g、白ワインは2.0gだ。また、ロゼワインは4.0gと多めなのでワイン選びの際はよく注意しよう。

●糖質の少ないお酒~蒸留酒

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一方、糖質の少ないお酒といえば「蒸留酒」だ。蒸留酒とは、発酵したアルコール液を蒸留することで作り出されるもので、製造工程で糖質がなくなるのが特徴だ。焼酎やウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ラムなどが相当する。一般的な飲み会の席で飲みやすいのは焼酎やカクテル類だろう。カクテルは、糖分入りの炭酸水や果汁などを使うものがあるため、糖質を意識するなら基本的には避けたほうが良さそうだ。どうしてもという場合は、ジンやウォッカベースのものを選ぶようにしよう。

【焼酎】糖質量:0g

【ウイスキー】糖質量:0g

焼酎もウイスキーも糖質量は0g。糖質を気にするのならぜひ選びたいアルコールといえる。

■糖質が少なくてもアルコールは血糖値に影響を及ぼす?

糖質がゼロの焼酎やウイスキーなどの蒸留酒であっても、血糖値の観点からすれば、決して安心はできない。日本栄養士会によれば、血糖値は、摂取する糖質の量だけに左右されるものではないという。実は、お酒の中に含まれるアルコールが血糖値の調節を行っているインスリンの分泌に影響を及ぼすというのだ。つまり、糖質がない、もしくは少ないからといって、血糖値が上がらないとは言い切れないというわけだ。

また、2013年に発表された米国マウントサイナイ医科大学の研究によれば、アルコールが、インスリンが効きにくくなる直接の原因になることが分かったという。また、アルコールだけでなく、お酒を飲むことで肝臓やすい臓などが障害を受け、血糖コントロールがむずかしくなるケースもあるそうだ。

これらのことから、糖質だけで判断することは避け、お酒そのものへの注意も必要だ。年末年始に増える飲み会では、糖質の少ないものを選びつつ、お酒の量自体にも配慮するのが賢明といえそうだ。

取材・文/石原亜香利

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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