内定は?五輪混乱「幻の代表」も/全競技独自調査

内定は?五輪混乱「幻の代表」も/全競技独自調査

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/03/26
No image

20年東京五輪内定競技と21年大会出場の可否

東京オリンピック(五輪)1年延期から一夜明けた25日、国内競技団体(NF)が混乱に陥った。日本オリンピック委員会(JOC)は5月29日までの選手派遣手続きの凍結をNFに通達したことが判明。さらに日刊スポーツによる全種目聞き取りでNFの苦悩が浮き彫りになった。

日本選手団はNFが内定選手を決めてJOCに推薦して承認を得る。ただ五輪日程が未定のため、JOCも手続きを凍結せざるをえない。これで今春に21年の代表を選ぶ意味が薄れた。

生き残りをかけた代表合宿を行う団体球技のあるNFはチームを一時解散を決定。関係者は「ウイルスもあるし、集まるリスクがある」。射撃、ボートの代表選考会は中止。国際連盟(IF)が行う「五輪世界最終予選」で出場権を狙う選手は大会がなくなる可能性が高い。あるNF幹部は「IFの決定待ちだから、こちらは動きようがない」。

内定選手の扱いも分かれた。日本陸連は大迫傑らマラソン代表6人、日本水連は瀬戸大也をそのまま内定。一方、柔道は4月の全日本選抜体重別選手権で男子66キロ級阿部一、丸山から1人を選ぶ。男女14人すべての内定選手を決めてから理事会でその代表が21年にふさわしいか、検討する。

JOC山下会長はこの日、金30個の目標堅持を掲げた。自身は80年モスクワ五輪ボイコットで幻の代表を経験。「くさらず、あきらめず、もう1度自分を奮い立たせた。全力を尽くしてほしい」と選手に呼びかけた。ただJOCはNFの代表選考に介入する権限がない。延期はコロナウイルス感染拡大が理由だが、再び「幻の代表」が生まれる可能性があることが現実だ。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

格闘技カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
W-1無観客のラスト...総帥の武藤「観客が泣くような試合したかった」
活動休止のW1 無観客の最終戦に武藤「全観客が泣く試合したかった」
“聖地の地元”文京区会議員の西村修 自粛ムードの中開催「大いに歓迎」
W1武藤敬司「プロレスは永遠に不滅」無観客最終戦
井上尚弥 若者に自制呼び掛け「大切な人を守るために行動を見直す必要がある」
  • このエントリーをはてなブックマークに追加