興南・渡辺「PL」のはずが...運命に導かれた沖縄での3年間

興南・渡辺「PL」のはずが...運命に導かれた沖縄での3年間

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2017/08/12
No image

智弁和歌山に敗れ、グラウンドの土を集める興南・渡辺(撮影・持木克友)

「全国高校野球選手権・1回戦、智弁和歌山9-6興南」(11日、甲子園球場)

思い描いていたのは「PL」のユニホーム。運命のいたずらでその夢は実現しなかったが、興南(沖縄)の渡辺健貴捕手(3年)は沖縄の名門の正捕手として甲子園出場を果たした。

試合は6点リードから智弁和歌山(和歌山)に逆転負け。先発の1年生左腕・宮城が中盤に連打を浴びた。「うまくリードできず、宮城を助けられなかった。悔しい」。女房役は唇をかんだ。

中学3年の12月。入学が内定していたPL学園から突然、新入部員受け入れ停止の知らせが届いた。不祥事が続いたとはいえ、大阪の野球少年にとっては憧れの名門。「まさか、でした」と渡辺は振り返る。

「どうしよう…」。父・貴之さん(42)と相談を重ねるうちに、「興南」の2文字が頭に浮かんだ。小学5年のとき、春夏連覇した同校の練習を西宮市のグラウンドまで見に行った。「きびきびとした動きや声が印象に残っていました」。家には当時のエース・島袋(現ソフトバンク)と一緒に撮影した写真が残っていた。「ここに行きたい」。進むべき道が決まった。

遠く離れた沖縄での寮生活。「最初は沖縄の言葉が全然分からなくて…。洗濯とかも大変でした」。それでも目標があるから、苦しくはなかった。

「3年間で成長できた。自分が選んだ道は間違いじゃなかったと思います」。卒業後は地元・大阪に戻り、「家から通える大学」に進むつもりだ。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

高校野球カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
聖光・小泉 いとこの瀬川と一緒に甲子園出場するため東京から留学
日本航空石川、CA目指す大見謝マネジャー「負ける気しなかった」
聖心ウルスラ・請関「最後の打席で」亡き父に感謝弾
大阪桐蔭など2回戦へ!横浜は敗退 11日高校野球
盛岡大付、前橋育英など16強 16日高校野球
  • このエントリーをはてなブックマークに追加