
実戦で3800メートルの狙撃に成功したライフル「ヴォロダール・オブリユ」(「ヴォロダール・オブリユ」のユーチューブから)
ウクライナ軍のスナイパーが3800メートル離れた距離からロシア兵の狙撃に成功したという。実戦での史上最長狙撃距離だと主張している。ウクライナの兵器会社「ヴォロダール・オブリユ(地平線の主)」がユーチューブで先日、映像と共に発表した。
狂気の狙撃は同社の看板ライフル「ヴォロダール・オブリユ(英語名Horizon’s Lord)」によって達成されたという。ライフルは全長1メートル80センチ。発射から着弾まで約10秒だった。
ウクライナ保安局(SBU)は18日、ウクライナメディアに「SBUの狙撃兵は射撃成功の世界記録を樹立した。われわれの狙撃兵は世界的な狙撃のルールを書き換えており、比類のない能力を示している」と発表した。いつどこで行われたものかは明らかにされていない。
これまでの最長距離は2017年、イラクでカナダ軍特殊部隊のスナイパーが3540メートル離れた距離からイスラム国の戦闘員を狙撃したものだ。現在、ウクライナとロシアが戦争中のため、客観的な検証は行われておらず、まだSBUの一方的な主張となっているが、本当ならばこれを上回ることになる。
東スポWEB