現職の警察官が道警を相手に裁判を起こしました。違法な捜査を受け銃刀法違反で書類送検されたなどとして損害賠償を求めています。
高崎暢弁護士)
「現職の警察官が損害賠償請求するという事件、きのう(20日)提訴した事件です」
網走署に勤務する27歳の男性警察官は去年1月、ネット上で合法と思われる模造の古式銃を買った際、法律に触れる銃の要件を確認しようと警察署に電話したところ捜査員2人が自宅を訪れ、古式銃の任意の提出を求めました。
その後、男性警察官は自宅を家宅捜索され銃刀法違反の疑いで書類送検されましたが、嫌疑不十分で不起訴処分となりました。
男性警察官は捜査は違法だったとして慰謝料などとしておよそ412万円の損害賠償を求めています。道警はコメントを発表していません。

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