
息子の礼夢さんの肩を借りて移動する今井絵理子氏(東スポWeb)
自民党から比例代表で立候補した元「SPEED」の今井絵理子氏(38)は22日、東京・新橋駅で第一声を上げた。
今井氏は先月4日、鹿児島・徳之島の闘牛祭りに参加した際、牛から落下して骨盤を骨折。移動車からは車イスを使って移動し、約100人の聴衆が見守る中、はしごを登って街宣車に上がった。
今井氏は「今回、この選挙戦に万全で臨みたかった。松葉づえをつきながらの生活で、とてもとても不安で仕方がなかったけど、多くの方のサポートをいただき、ようやくこの街宣車に立つことができた」と感慨深そうに話した。
さらに「車イス、松葉づえの生活をしている今、当たり前にできていたことができなくなった大変さを痛感しています。みなさんも私のように、ある日突然、ケガをしたり病気をする可能性を秘めています。だからこそすべての方が豊かに生きられる社会の実現を進めてまいります」と意気込んだ。
今井氏は2016年の参院選に初当選し、今回が2期目となる。1期目の6年間には、いろんなことがあった。内閣府大臣政務官や参議院国対副委員長を務めるなど、実績を重ねる一方、元神戸市議の橋本健氏との不倫が報じられたことが大きな話題となった。
政界関係者は「2期目の選挙となると、本来なら1期目にあった問題が争点になるのは当然のこと。今井氏の場合、不倫騒動を問われても仕方がないが、今回は骨盤骨折で痛々しい姿なので、同情的に見る人が多い。不倫のこともそんなに掘り返されないのでは」と指摘する。
まさに〝ケガの功名〟になっているかも?
東スポWeb