Samsung、2億画素を実現したスマホ向けCMOSイメージセンサを発表

Samsung、2億画素を実現したスマホ向けCMOSイメージセンサを発表

  • マイナビニュース
  • 更新日:2023/01/25
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Samsung Electronicsは、2億画素(200MP)を実現したCMOSイメージセンサ「ISOCELL HP2」を発表した。

Samsungが0.56μmピクセル・2億画素のCMOSイメージセンサを発表

プレミアムスマートフォン(スマホ)における高解像度撮影向けに開発されたもので、センササイズは1/1.3インチ、ピクセルサイズは0.6μmで、センササイズは108MPのスマホ向けCMOSイメージセンサと同じだとしている。

また、さまざまな照明レベルに対応するために、「Tetra2pixel」と同社が呼ぶ新たなピクセルビニング(画素加算)技術が採用されている。具体的には、暗い環境では、4~16個の隣接ピクセルを結合することで50MP/1.2μm、または12.5MP/2.4μmのイメージセンサとして動作するとしている。約33MPのフル8Kビデオの場合、50MP/1.2μmに切り替えることで、トリミングを最小限に抑え、より多くのシーンをキャプチャすることを可能とするという。8Kを30fpsで撮影すると、広視野角と大きなピクセルサイズにより、映画のようなシャープなビデオを作成できるという。

また、新たな「Dual Vertical Transfer Gate(D-VTG)」テクノロジーも採用。各ピクセル内のフォトダイオードには、電圧転送ゲートが底部に配置され、電子をピクセルからロジック層に転送する。D-VTGでは、ピクセル内に2番目の転送ゲートを追加することで、ピクセルのフルウェル容量が33%以上増加したとのことで、これにより効率的な信号転送を行うことができるようになり、それにより露出オーバーを減らし、特に明るい光条件での白飛びを抑え、色再現を向上させることができるようになったという。

さらに、低照度環境では2億画素のすべてをフォーカシングエージェントに使用できるという。隣接する4つのピクセルによってグループ化され、水平方向と垂直方向の両方のパターン変化を認識し、より高速で正確なオートフォーカスを実現。豊富なパターンデータと膨大な数の基準点を活用することで、薄暗い環境でも高速オートフォーカスを可能としたとする。

加えて、光量の少ない環境では、2億画素すべてをピントを合わせることに使用する「スーパーQPD」も搭載しているほか、優れたHDRパフォーマンスのために、50MPモードで初めて、ピクセルレベルで受信したアナログ信号に2つの個別の変換値を適用するDSG機能も導入したとしている。このほか、1回の露出からさまざまなレベルのISO読み出しを統合するHDRソリューション「Smart-ISO Pro」により、12.5MPのカメラ画像と4K@60fpsのビデオでHDR撮影ができるともしている。

服部毅

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