北朝鮮、米制裁にミサイルで応酬か...極超音速及ばぬマッハ6

北朝鮮、米制裁にミサイルで応酬か...極超音速及ばぬマッハ6

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  • 更新日:2022/01/15
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北朝鮮、米制裁にミサイルで応酬か…極超音速及ばぬマッハ6(画像提供:wowkorea)

北朝鮮が再び弾道ミサイルの武力示威を強行した。今回のミサイル発射は、米国の追加制裁を批判する目的で発射したものとみられる。

韓国の合同参謀本部は14日、「軍は今日午後2時41分と2時52分ごろに、北朝鮮北西部のピョンアンブクド(平安北道)ウィジュ(義州)付近から、短距離弾道ミサイルとみられる2発の飛翔(ひしょう)体が、東北側の海上に発射されたことを探知した」と明らかにした。

同本部は「飛行距離は約430キロ、高度は約36キロだ」とし、「詳細については、米韓情報当局が分析中だ」と説明した。また「軍は追加の発射に備え、監視態勢を維持している」と付け加えた。

今回のミサイルは、最高速度でマッハ6キロ前後を記録した。北朝鮮が今月5日と11日に発射した極超音速ミサイルではないという。北朝鮮のミサイル発射は、11日に極超音速ミサイルだと主張した試験発射から3日後のことで、今年に入って3度目だ。

これについて軍関係者は「事前に関連の動きがあったので、対応態勢を維持していた」とし、「韓国の探知機で把握した。短距離弾道ミサイルとみられるが、まだ特定するのは難しい」と述べた。

現在までは、北朝鮮がこれまでの短距離弾道ミサイルの精度を高めるために、追加で発射実験を実施したとの見方を示している。しかし、軍当局は新しい形態の短距離弾道ミサイルの可能性も排除していない。

今回のミサイルをめぐり、「北朝鮮版イスカンデル」と呼ばれるKN23、または「北朝鮮版エイテキムス」と呼ばれるKN24である可能性が取り上げられている。

KN23改良型の場合、最大飛距離が600キロ以上という。韓国全域はもちろん、日本の一部地域まで到達可能だ。

戦術地対地ミサイルのKN24は、飛距離が400キロ以上でKN23と同じく核弾頭搭載が可能と評価されている。

今回のミサイル発射は、何よりも北朝鮮が外務省報道官の談話を通じて、米国の追加制裁の動きに反発し、より強力な反応を予告した後、実際に武力示威に出たという点で注目される。

北朝鮮外務省の報道官はこの日、朝鮮中央通信を通じて公開した談話で、米国が北朝鮮の合法的自衛権行使を問題視することは、明白な挑発であり「強盗的論理」と非難した。バイデン政権は外交と対話を掲げているが、依然として北朝鮮に対しては、孤立と圧殺の敵対政策に固執していると主張した。

特に報道官は「国家防衛力の強化は主権国家の合法的権利だ。われわれは正々堂々とした自己の権利を放棄しない」とし、「米国がどうしてもこうした対決的な姿勢を取るなら、われわれはより強力かつ明確に反応せざるを得ない」と今後も武力示威を強めていくと予告した。

世宗研究所北朝鮮研究センターのチョン・ソンジャンセンター長は「北朝鮮外務省の談話に照らし合わせると、米国の単独制裁に対する反発次元の武力示威と解釈される」とし、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)のような長距離ミサイル発射に対しても米国が制裁で対応するなら、北朝鮮も力には力で対応するしかない」と分析した。

チョンセンター長は続いて「北朝鮮が主に、早朝に新型兵器を試験発射してきたことを考えると、今日午後の試験発射は計画された日程表によるものではなく、米国単独の北朝鮮制裁に対する反発を示すために、突然決定されたものとみられる」と付け加えた。

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