'23 春を待つ 21世紀枠候補の石橋、夢の甲子園へ三度目の正直 文武両道に励み天命を待つ

'23 春を待つ 21世紀枠候補の石橋、夢の甲子園へ三度目の正直 文武両道に励み天命を待つ

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  • 更新日:2023/01/25
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石橋の福田博之監督(左)は練習の合間に選手を集めて指導=栃木県下野市の石橋高校(撮影・山口泰弘)

三度目の正直で吉報が届くか。石橋(栃木)が21世紀枠候補校の自覚を胸に抱き、日々の練習に励んで天命を待つ。

「練習態度、私生活と周りからいろんな場面で見られています。妥協せずに取り組まないと」

横松誠也(ともや)主将(2年)が、部員37人共通の思いを代弁した。昨年12月9日、関東・東京地区の21世紀枠最終校に選ばれた。6年前の89回、2年前の93回大会に続いて3度目。過去2度は甲子園初出場の知らせを受けなかった。

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主将を務める横松誠也(ともや)捕手(2年)が精力的に体を動かした

文武両道の進学校。福田博之監督(57)はシートノックでエラーが続出したとき「ミスの連鎖が続くとチームは負けるぞ。1回で切らなきゃ!」と声をかけた。2016年4月から石橋で指揮を執るベテラン指導者は「ミスを断ち切るのが集中力。集中力をつけるのは勉強。勉強をやって集中力を上げてごらん」と一日2時間の練習後、自宅で1時間から1時間半の勉強を諭す。

2年生2人、1年生5人は帰宅途中に学校近くの塾へ週5日通い、8時から2時間の学習。中学時代に県央宇都宮ボーイズで全国優勝した入江祥太投手兼内野手(1年)は「家だと眠たくなるので。野球も勉強も両方やりたいと思いました」と甲子園出場校でなく、あえて石橋に進学して文武両道に取り組む。

昨秋の栃木県大会ベスト4。21世紀枠候補校9校のうち3校が選ばれる。石橋ナインは胸の高まりを抑えながら、選考委員会の行われる今月27日を迎える。(山口泰弘)

★21世紀枠 甲子園への出場機会を広げるため、2001年の第73回大会から導入された。練習環境などのハンディ克服や、地域貢献など戦力以外の要素を加味して選考する。秋季都道府県大会16強(加盟129校以上の場合は32強)以上を条件に、全国9地区から1校ずつが候補校として推薦される。候補校の中から東、西日本から各1校と、地域を限定しない1校を加えた合計3校が選ばれる。出場する3校は一般選考の33校(神宮大会枠1校を含む)とともに、来年1月27日の選考委員会で決まる。

■石橋(いしばし) 1924(大正13)年に県内8番目の旧制中学である栃木県立石橋中学校として創設した普通科のみの男女共学校。48年から現校名。生徒数は711人(うち女子328人)。野球部創部は35年で、部員数は37人(うちマネジャー5人)。甲子園出場はなし。主な卒業生は小山隆司(元楽天コンディショニングコーチ)、室井佑月(タレント)。所在地は栃木県下野市石橋845。瀬端徹校長。

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