かつて「不人気車」の烙印を押されたが状況は一転! いまR33GT-Rが買えないほど「急騰」しているワケ

かつて「不人気車」の烙印を押されたが状況は一転! いまR33GT-Rが買えないほど「急騰」しているワケ

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  • 更新日:2021/10/14
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この記事をまとめると

■不人気と言われていたR33GT-Rが今値上がり中でR32GT-Rのほうが安い場合も

■R32より大柄なボディであることが海外ではむしろ人気のポイントになっている

■ル・マンに出走したことなどや、ホモロゲモデルがあることから海外での認知度も高い

「人気がない」はいつぞやの話。今R33GT-Rがアツい!

第2世代のスカイラインGT-Rの中では、長らく不遇の扱いが続いていたR33型。当時は大きくなったボディや重量増、ロングホイールベース化などがスポーツカーとして不適合であるという評価が多かったのもその要因のひとつと言えるだろう。

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しかし、ベースとなったスカイラインの大型化については先代のR32型スカイラインでは4ドアセダンでも後部座席が狭いという市場の声や、高まる安全装備への意識などの時代の流れを受けての結果であり、先代での不満点を解消したことで、バブル崩壊後に登場したモデルであるにもかかわらず、およそ22万台もの販売台数を誇るヒット作だったのだ。ちなみにR34型は販売期間が短いとはいえ、約6.5万台と3分の1以下だった。

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また、当時のメーカー広報車は量産車とは異なるチューニング、いわゆる広報チューンがなされていたと言われており、そのダーティーなイメージも不人気の烙印が押される要因のひとつだったのかもしれない。

「32より大柄でイマイチ」がむしろ海外ではプラス評価

ただ、そんなR33GT-R不人気伝説ももはや過去の話であり、現在ではかなりの高騰ぶりとなっているのだ。中古車情報サイトでチェックしてみても、安い順に並べると上位に出てくるのはR32型であり、高額なR33GT-Rは900~1000万円オーバーというのが現状となっている。

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これは、25年ルールによって北米地域への輸出が解禁になったことも影響しているが、R33GT-Rは右ハンドル圏に正規輸出されていた実績があり、海の向こうでも馴染みがある点や、ル・マン24時間レースに出場するためのレギュレーションをクリアするために、公認用のロードカー「NISMO GT-R LM」を1台のみ生産したことなども知られていることも無関係ではないだろう。

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じつはR33GT-Rは、日本のユーザーが考えている以上に海外での知名度が高いと言えるのである。

また、大型化されたボディサイズも体格のいい海外のユーザーにとっては好都合で、ロングホイールベースもGTカー的に長距離移動をすることが多いお国柄では直進安定性が高まるという点も歓迎されるポイントなのだ。

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そして、登場から25年以上が経過し、R33GT-Rが持つ本来のポテンシャルが見直されているというのもまた事実であり、当時のキャッチコピーであるニュルブルクリンクの先代モデルとのタイム差である「マイナス21秒ロマン」が、紛れもなく実力によって叩き出されたものの現れとも言えるのである。

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小鮒康一

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