比ドゥテルテ大統領がマスク洗浄法で危険な失言 「燃える」「倒れる」と怒りの声も

比ドゥテルテ大統領がマスク洗浄法で危険な失言 「燃える」「倒れる」と怒りの声も

  • しらべぇ
  • 更新日:2020/08/01
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(Lazartivan/Getty Images Plus/写真はイメージです)

暴力的で好戦的、あるいは怪しげな発言で度々世間の注目を集めているフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領。このたびはマスクの洗浄、消毒方法に関してとんでもない失言を放っていた。

■新型コロナ患者が急増

7月29日午前10時時点で、83,600名を超える新型コロナウイルスの感染者と、1,900名を超える死者が確認されているフィリピン。7月に状況が急速に悪化し、最近は1日あたりの新しい感染者数が1,500名を超えている。

そんな中、ドゥテルテ大統領が新型コロナウイルスの感染予防対策として驚きの危険物質を推奨していたことが明らかになり、国内外の人々の怒りや苦笑を誘っている。

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■「消毒剤が買えないなら…」

7月21日に、「マスクの徹底消毒を心掛けてほしい。市販の消毒剤をぜひとも活用していただきたいが、入手が困難という方はガソリンか軽油でも代用できる」と発言したドゥテルテ大統領。

洗えば縮む「アベノマスク」は税金の無駄遣いと叩かれ、フィリピンの大統領が考える「ドテノマスク」は臭いうえに、引火や炭化水素中毒で倒れてしまう危険性を誘発している。マスク構想は、やはり専門家に任せておくべき分野だと言える。

■翌日に保健省の次官が訂正

この件について翌日、大統領より事実と異なる発言があったとして内容を訂正したのは、フィリピン保健省のマリア・ロザリオ・ヴェルゲイル次官だった。

「マスクは洗剤で毎日洗い、直射日光でよく乾かして」「ただし医療従事者向けの『N95マスク』は使い捨てにするべき。洗うことでフィルターの機能が失われ、ウイルスの予防効果が期待できるのは着用8時間以内」などと説明した。

■「ほんのジョーク」で解決か

コロナ禍のロックダウン(都市封鎖)において、ドゥテルテ大統領は「うろうろ出歩く違反者には発砲し、反論する者は埋めてやる」などと厳しい発言を放っていた。

そのせいか、ヴェルゲイル次官はこのたびのガソリン発言についても「大統領らしい、ほんのジョークだったようです」と擁護している。

しかし国民の健康と安全に関し、ガソリン・軽油という危険物でジョークを炸裂させる元首も珍しい。真に受けたらどうする、火災の責任は政府が取るのかと、多くの人が呆れている模様だ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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