◇パ・リーグ オリックス3-2ロッテ(2023年9月19日 京セラD)

<オ・ロ>無傷の6勝目を挙げ、杉本(右)とのお立ち台で笑顔の東 (撮影・成瀬 徹)
オリックスの6年目右腕・東晃平投手(23)が、19日のロッテ戦に先発し、7回1失点の好投で6勝目を挙げた。
ロッテ打線を3回の藤岡の適時打のみに抑える好投で、粘りの投球を披露。5回の2死満塁では山口を左飛に打ち取り、7回の2死三塁もしのいで、自己最多となる110球で7回を5安打1失点に抑えて、お役御免。昨季の1軍デビューから無傷7連勝となり、57~58年に6連勝を記録した西田稔を抜く球団最長記録となった。
ただ、試合後は杉本と一緒にヒーローインタビューに呼ばれたが、そこで“ハプニング”に見舞われた。「初回に2点もらってリードを守り切れてよかった。(優勝争いで登板することには)すごくうれしいですし、期待を裏切らないようにしっかり投げたいです。(ビールかけは)自分は初めてなので、明日勝ってみんなで楽しみたいです」と謙虚に話していたが、最後に一言、とインタビュアーに促されると「きょうはご声援ありがとうございました」と話し、スタンドからの拍手が収まるのを待っていたら、インタビュアーに「ありがとうございました。東投手でした」と打ち切られてしまった。
これにはお立ち台の東も「えっ?」と苦笑い。隣の杉本や、スタンドも笑うしかなく、おそらくコメントの続きがあったはずの東も「ありがとうございました」と頭を下げるしかなかった。
SNSでも、このハプニングが話題となり「そんな一言で終わらす冷たい人じゃないでしょ笑 拍手待つぐらいいいひとなのに~」「東くんの最後のインタビューもうちょと喋らせたって笑」「東くんにもう一声言わしたって!インタビュアー!!」などの投稿が集まっていた。