
〝令和の怪物〟落合
〝令和の怪物〟が勝ち越しに王手をかけた。大相撲春場所8日目(19日、大阪府立体育会館)、新十両の落合(19=宮城野)が元幕内の十両志摩ノ海(33=木瀬)を破り、7勝目(1敗)を挙げた。
この日は7日目の取組後に気にしていた左ヒジ周辺にテーピング。志摩ノ海に土俵際まで押し込まれる場面もあったが、左足を飛ばして相手の体勢を崩すと、最後は肩すかしで転がした。取組後は「(左ヒジは)全然大丈夫です。(師匠から)しっかりケアして頑張れと言っていただきました。土俵に上がる時は腹を決めてやっている。不安はない」と言い切った。
この日は甲子園球場で開催されている選抜高校野球大会に母校の鳥取城北高が出場。東邦高(愛知)に熱戦の末、36で敗れた。落合は「(試合は)見てました。甲子園の舞台で頑張った。城北高という一つのチームだと思っている。やっている競技は違うけど、そういうところに〝城北魂〟がある」と後輩たちの奮闘に刺激を受けた。
さらに「自分たち鳥取の若者が頑張っている姿をテレビで見せるのが鳥取県の皆さまへの恩返しになる。欲を言えば、いい結果を残して喜んでもらいたい」と活躍を誓っていた。
東スポWEB