岡山県内の小中学生による詩と作文の作品集「おか山っ子」の今年度の掲載作品が決まり、特別賞の表彰式が開かれました。
【柵原西小学校2年・長尾嶺さん】「苦手なことでも練習を沢山すれば得意になるんだなと思いました。九九の八の段のおかげで最後まで諦めずに頑張る力がつきました。」
文詩集「おか山っ子」は子どもたちが暮らしを見つめることで豊かな心を育んでほしいと1951年に誕生しました。今年度は、県内の小中学生2500人を超える応募があり、そのうち9人が特別賞に選ばれました。式では受賞者による朗読が行われ、浅口市の西山心和さんは亡くなった曾祖母との思い出を綴った作文を読み上げました。
【金光小学校5年・西山心和さん】「曾祖母が生きた100年は私が生きた10年の10倍だ。その年月の中で曾祖母が最後まで大切にしていたお礼の気持ち。私はその思いを受けつぎ、これからの毎日を過ごしたい」
特別賞を含む140点の作品をまとめた「おか山っ子」は8月から岡山県内の書店で販売が始まるということです。