
シャルケの上月壮一郎 写真:アフロ
シャルケに所属するFW上月壮一郎がブンデスリーガ初得点を奪った。
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■ファーストタッチでDFを置き去りに
シャルケは1月24日に行われたブンデスリーガ第17節でRBライプツィヒと対戦。日本代表のキャプテンである吉田麻也に加えて、トップチーム昇格したばかりの上月も2試合連続となるスタメン出場を果たした。
昨年11月9日に行われた第14節マインツ戦以来の勝利を狙うシャルケだったが、試合は一方的な展開に。前半7分に先制ゴールを奪われると、その後も次々に追加点を決められ、前半でスコアは0-4になってしまった。
だが勝ち点3が遠のいたこの状況で上月が一矢報いる。チームは後半11分、GKアレクサンダー・シュヴォロウのロングボールから発生したこぼれ球をミヒャエル・フライが拾い、左サイドから攻め込む。ボールを持ったフライは内側へ持ち出すと、相手の間で一瞬フリーになった上月へパスを送る。これを受けた上月は、自身を囲んでいた相手2人をファーストタッチで置き去りにして一気にゴール前へ侵入。最後は冷静に枠の右下へと流し込み、1点を返している。
■日本のファンから称賛続々
トップチーム昇格から2試合目でのブンデスリーガ初ゴール、さらにはカタールワールドカップ(W杯)で名を上げたクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルをかわしての得点ということもあり、サッカーファンからは多くの反応が寄せられた。
「このブチ抜き方本当に好き 初ゴールおめでとう!!」
「お手本のようなファーストタッチ」
「グヴァルディオル相手に凄い」
なお、シャルケはその後2失点を喫し、1-6で大敗。17試合で勝ち点はわずか「9」という状況に陥っている。
サッカー批評編集部