北勝富士 3年半ぶりの三役復帰へ王手 幼なじみの翔猿を押し出して7勝目

北勝富士 3年半ぶりの三役復帰へ王手 幼なじみの翔猿を押し出して7勝目

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  • 更新日:2023/09/19

◇大相撲秋場所10日目(2023年9月19日 東京・両国国技館)

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<秋場所・10日目>翔猿(右)を攻める北勝富士(撮影・吉田 剛)

平幕・北勝富士(31=八角部屋)が小結・翔猿(31=追手風部屋)との同学年対決に押し出しで勝利し、3敗を守って勝ち越しに王手をかけた。20年春場所以来3年半ぶりの三役復帰にもダブル王手とした。

立ち合いから押し込みたい北勝富士と、距離を保ちながら技を繰り出したい翔猿。土俵1周の後、翔猿との間合いを徐々に縮めた北勝富士が機を捉え、その胸を押し込んで土俵下まで弾き飛ばした。

埼玉県所沢市出身の北勝富士と東京都江戸川区出身の翔猿は小学校から対戦経験があり、「出稽古や巡業中、外での山稽古。彼の体幹の強さ、力の強さを体が覚えている」と北勝富士。これで対戦成績を6戦全勝とし、「負けてないことが緊張につながっている」と翔猿へのリスペクトが連勝の原動力と明かした。

三役復帰へあと1勝とした。実現すれば21場所ぶり。15日間を3分割し、5日ずつの成績を意識するという北勝富士は中盤の5日間を4勝1敗で切り抜けた。「次の5番も勝ち越せるように」と、あと3勝を加算して、優勝決定戦に進出した先場所の12勝に続く連続2ケタを見据えた。

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