コロンビア代表司令塔ハメス、現代の“絶滅危惧種”に警鐘 「10番に居場所はない」

コロンビア代表司令塔ハメス、現代の“絶滅危惧種”に警鐘 「10番に居場所はない」

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  • 更新日:2017/12/06
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クラシカルな司令塔だったハメスは、欧州挑戦を機に“偽9番”の役割がスタート

日本代表はロシア・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦(6月19日・サランスク)でコロンビア代表と激突する。そんな南米の強豪の司令塔を担うMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)が、現代フットボールにおける「背番号10」の“絶滅危機”について分析している。スペイン紙「AS」が報じている。

「僕はこの世界で、背番号10がほとんど存在しないと思っている。現代フットボールは戦術的でとてもフィジカル的でもある。10番に居場所はないんだ」

ハメスは「10番に居場所はない」と表現。自身が2010年にアルゼンチン1部のバンフィエルドから、ポルトガルの強豪ポルトへと移籍した際の例を交えながら持論の理由を説明する。

「ポルトにやってきた時に、彼らは僕にはっきりと言ったんだ。我々は君がクラシックな10番だということは分かっている。しかし、ここではフォワードとしてプレーすることになる、とね。その瞬間から“偽の9番”としての役割がスタートしたんだ。それと同時に中央に走り込むような役割も、ね」

「8年、10年前は攻撃的MFは常時存在した」

欧州デビューとなったポルトでも、本来の10番としての役割を求められることはなかったという。

「8年、10年前は違っていた。なぜなら攻撃的MFというポジションは常時存在したんだ。今日、10番を背中につけている人間と言えば、センターフォワードか完全なミッドフィールダーだからね」

昨季までプレーしたレアル・マドリードのシステムは4-3-3。ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドという看板3トップが前線で固定され、クラシカルなゲームメーカーであるハメスに最適なポジションはなかった。

今や“絶滅危惧種”となった10番の代表格であるハメスは、創造性あふれるプレーで時代の流れに抗えるか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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