サニブラウン悔し7位!右太もも裏側にまさかの痛み/世界陸上

サニブラウン悔し7位!右太もも裏側にまさかの痛み/世界陸上

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2017/08/12

陸上・世界選手権第7日(10日=日本時間11日、ロンドン)第7日に行われた男子200メートル決勝に、史上最年少で進出したサニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=は20秒63で7位だった。日本勢で2003年大会銅メダルの末続慎吾以来の表彰台はならなかった。ラミル・グリエフ(27)が20秒09でトルコ勢の大会史上初の金メダルに輝いた。

夢の大舞台でゴールしたサニブラウンは、落胆の表情でしゃがみ込み、モニターを見上げた。

「決勝にいけたとはいえ、悔しい。勝負できなきゃ、面白くない」

200メートル決勝の、前半100メートルは上々だった。「自分より速く走る人はいない」と勢いよく飛び出すと、力強く腕を振って伸びやかに加速。カーブを抜ける時点では強豪たちとほぼ横一線。メダルを争える位置だった。

だが、そこで異変が。予選時から違和感があった右太もも裏側が痛み出した。必死の形相で脚を運ぶが、どんどん引き離され、ブービーを争う形でフィニッシュ。「ラスト100メートルは脚が痛くて全然動かなかった。食らい付けなかった」と無念そうに話した。

素直な性格と向上心の高さが躍進の源。「言ったことをすぐ吸収する。聞く力がある」とはオランダで指導するレイダー・コーチだ。100メートルでは予選で10秒05と好走しながら、より高いレベルを狙うために準決勝でスタートを修正。飛び出す角度を低くしたことが結果的にミスを招いたが、変化を恐れない貪欲さが進化につながっている。

2020年東京五輪で日本短距離陣のエースを担うと期待される存在に急成長。それだけに日本陸連の伊東浩司強化委員長は、12日の400メートルリレーに起用しない方針を示した。レイダー・コーチとも話し合い、「無理をさせたくないのが双方の考え。大切な選手なので」と大事を取る。

秋からは米国の名門、フロリダ大で走りを磨く。「東京五輪に向けてまたレベルが上がっていく。決勝に出てメダルを取れるようにしたい」。18歳は貪欲に成長を目指す。

No image

7位に終わり、サニブラウン(左端)は悔しそうな表情を浮かべた。対照的に、優勝したグリエフ(右端)は大喜びだった(撮影・川口良介)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

サッカー日本代表カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
[adidas Cup大阪]効いていた勝負どころでのスプリント。湘南工科大附が選手権へ弾みの5発V !
戦う姿勢が見えないU-18日本代表。U-20W杯の連続出場が危うい
欧州再挑戦の松井大輔、引退表明の石川直宏。岐路に立つ81年組の現在地【「谷間の世代」と呼ばれて】
【現役の眼】元日本代表MF、橋本英郎がハリルジャパンに推す「5人の未招集組」
PK戦の末に激闘を制す! EXILE CUP 2017 北海道大会の勝者はFelire Fc U−12!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加