反則タックル問題で日大選手が会見(全文3完)償いの一歩としてこの場にいる

反則タックル問題で日大選手が会見(全文3完)償いの一歩としてこの場にいる

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  • 更新日:2018/05/25
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アメフト反則タックル問題で日大選手が会見(THE PAGE)

アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学による定期戦で、関学大選手が悪質なタックルでけがをした問題で、この反則行為をした日大選手が22日午後2時45分から、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見した。

この問題をめぐっては、17日に関学大が会見し、日大監督の被害選手への謝罪と監督指示の有無について再確認を求めた。19日には日大の内田正人監督が関学大側に謝罪し、監督辞任を表明したが、反則行為が監督の指示かについては「文書で回答する」などと答えなかった。

21日には、けがをした関学大選手側が警察に被害届を提出。父親が会見し「加害選手がなぜあそこまで追い込まれたのか。真実を聞きたい」と述べた。

※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】アメフト反則タックル問題で日大選手が記者会見 」に対応しております。

試合当時の整列時にコーチから「できませんでしたじゃ済まされないぞ、分かってるな」と声を掛けられた

司会:じゃあ続きまして、じゃあ真ん中のそちらの方。いや、あなたです。

CBC:「ゴゴスマ」の奥平と申します。幾つか事実確認です。当日のまさにその試合のとき、整列のときにコーチからできませんでしたじゃ済まされないぞ、分かってるな、こう声を掛けられたということですか。

宮川:はい。

CBC:これはコーチからの念押しというふうに捉えてよろしいんでしょうか。

宮川:はい、そうだと思います。

CBC:そのコーチは、例えばいつもそういったことを言ってくるような人物なんでしょうか。

宮川:このような状況がめったにあることではないのでそれは分からないです。

CBC:ただその声をほかにも聞いている選手がいたということですか。

宮川:整列をしているときなので隣の選手に聞こえていたかもしれないですけど、はっきり聞こえていたかどうかは分からないです。

CBC:あとそのプレーのあとも、試合のあとも含めまして口止めなどのそうした行為というのは感じられたことは。

宮川:口止めというのはないです。

CBC:今回の会見について、もしかしたら代理人の先生に伺えればいいかもしれませんが、この会見自体は例えば日大側の本部なのか運動部なのか監督、コーチ、どこまで今知り得て把握されているんでしょうか。この状況というのは。

西畠:それは私のほうから。きのう事情聴取を大学本部のほうで受けたときに、極めて近い将来に事実についてお話をする機会を設けさせていただくつもりでおりますということは申し上げました。その時点ではまだ会場は決まってなかったんですが、昨日の夜の時点で公表いたしましたので、それについては当然ご存じのはずだというふうに考えています。それから大学側の窓口になっていただいている事務方の方には、会見を開くということは明確に伝わっています。

CBC:今後、自身が監督やコーチと会う機会というのは設けられているんでしょうか。その予定はありますか。

西畠:それは私のほうからお答えしたほうがよろしいでしょうか。実はきのう大学当局、大学総務部でお話をしたあとに、代理人の弁護士さんとおっしゃる方から接触がありました。それは先ほど申し上げたとおりでございます。そのときに事情を聞きたいというふうにおっしゃっていたのは、あくまで部下が頼まれた代理人として聞きたいということでしたので、接触があったのはそれだけでございます。ですから監督とかコーチから何かを聞きたい、事実について聞きたい、あるいはなぜそういうことをしたのかをきちんと聞きたいというような話は、今までただの一度もありません。

CBC:ご自身、あと1個だけすみません。退部届を出してまだそれは受理されていない。そういう状況になるんでしょうかね。

宮川:退部届というものはあるのか分からないですけど、退部の意思は伝えています。最初から。

CBC:すいません。新監督も含めて新たないわゆるチーム、マネジメント側ができる可能性もあるということなんですけれども、その新たなチームそしてメンバーに対して何か一言あればお願いできますか。

宮川:それは僕のほうから言うことではないと思うので、すみません。

CBC:ありがとうございました。

司会:時間が迫ってきましたので質問は1人1つにしてください。じゃあ奥の方。あなたです。

今回の件で一番ご自身として勉強になったことは?

テレビ東京:こんにちは、テレビ東京「ゆうがたサテライト」の池谷と申します。まだお若くてこれから先の人生長いと思うんですが、今回の件で一番ご自身として勉強になったことってどういうことですか。

宮川:少し考えれば、自分がやったことが間違っているというのを前もって判断できたと思うので、そういう部分で自分の意思というのを強く持つことが今後、重要だと思いました。

テレビ東京:ありがとうございます。

司会:はい、どうぞ。では、そこの女性の方。

あのとき違反行為をしないという選択肢はあったか

テレビ朝日:テレビ朝日『モーニングショー』の岡安です。よろしくお願いします。先ほど弱さというふうにおっしゃっておりましたけれども、今、振り返って、あらためて振り返って、あのときあなたに違反行為をしないという選択肢はありましたか。

宮川:あのときの自分はそういうことは考えられませんでした。

テレビ朝日:それはどうしてでしょうか。

宮川:もう3日前、というかその1週間で追い詰められていたので、やらないという選択肢はない状態になっていました。

テレビ朝日:じゃあもうあのとき今、思ってもやっていたということになるわけですね。

西畠:すいません、今の質問、仮定の質問なので、ちょっとよろしいですかね。

テレビ朝日:ありがとうございました。

司会:はい。じゃあそちらの方。

追い詰められた状況のあの指示、そうした指導についてどう思うか

フジテレビ:フジテレビ「グッディ!」の広瀬と申します。今日はありがとうございます。ご自身で指示があったとしても、それを従わなければ良かった、私の責任ですとは、おっしゃりますが、ただ追い詰められた状況であの指示が出された。非常に酷な状況だとは思います。そういった指導というものの在り方について、今後アメフットをやられる後輩たちもいますが、そういった状況、環境、そしてそういった指導については、どのように考えますでしょうか。

宮川:指導については僕が言える立場ではないので、同じようなことが起きないことを願います。

フジテレビ:ただ今日、会見に臨んでくださるような、そんな強い意思が持たれている方が断れない状況になっているということは、これはまた繰り返されてしまう可能性もあるという意味もあって、ここで伝えておかなければならないメッセージというのもお持ちかと思うんですが、そういった点はいかがでしょうか。

宮川:自分の意思に反するようなことはフットボールにかかわらずですけども、全てにおいてするべきじゃないなと思います。

フジテレビ:指導する側に求めるものもあると思いますが、いかがでしょうか。

宮川:指導する側、先ほどから言っているとおり、僕がどうこう言うことではないと思っています。

フジテレビ:ありがとうございました。

司会:はい、どうぞ。じゃあ一番後ろの方、いや、あなたです。

最初に反則をしたプレーで審判の笛は聞こえていたのか

TOKYO MX:『TOKYO MX NEWS』の有馬と申します。1つだけ。試合当日5月6日、どういう形であれ、あなたはグラウンドに立ったわけですが、最初に反則をしたプレーで審判の笛は聞こえていましたか。

宮川:審判の笛。

TOKYO MX:審判が吹いた笛の音は耳に入っていましたか。

宮川:もう投げ終わったということは気付いていました。

TOKYO MX:プレーが終わったということは認識していた。

宮川:はい。

TOKYO MX:分かりました。ありがとうございます。

司会:じゃあそちらの。はい、そちらの方、どうぞ。

危険なプレーを終えた直後の気持ちとは?

TBS:TBSの藤森祥平と申します。よろしくお願いします。あの危険なプレー、1プレー目が終わった直後の気持ちを少し振り返ってください。どんな思いだったんでしょうか。

宮川:何かを考えられるような状況ではなかったです。

TBS:そして交代のあと、テントの中で涙をしていた、あのとき。優し過ぎるから駄目なんだと言われて、その言われた言葉をどのように受け止めましたか。

宮川:すいません、そのときはあんまり考えられていません。

TBS:分かりました。ありがとうございます。

司会:それでは、はい。じゃあ一番前の方。いや、そっちの、その方です。はい、あなた。

コーチの指示は監督の指示そのものなのか

日本テレビ:日本テレビの【キクチ 00:56:47】と申します。よろしくお願いいたします。ご本人がこうやってきちんと説明をしている中で、いまだに内田監督、それから日本大学がきちんと真実について説明をしていない、そういう態度についてどういうふうに感じていらっしゃいますか。

宮川:いや、自分がやってしまったことなので、監督・コーチ陣をどうこう言うことではないですけども、償いの一歩として真実を話さないといけないのではないかなと思って、この場にいます。

日本テレビ:その意味で言うと、内田監督や日本大学は関学の被害者の選手に対して、誠意ある謝罪をしようという、そういう気持ちは感じられないですか。

宮川:それも僕のほうから言うことではないと思います。

日本テレビ:もう1つだけ、すみません。今回井上コーチからあった1プレー目でクオーターバックをつぶせという指示なんですけれども、日大アメフト部では通常そういう具体的な指示っていうのは、通常あるものなのか、それとも今回は特別具体的にあなたに指示があったのか、どちらでしょうか。

宮川:特別ですね。

日本テレビ:なぜ今まで、去年も甲子園ボウルで活躍されてますけれども、5月3日以降から突然そういうプレッシャーが強くなったのか、それとも入学したときからずっとそういうプレッシャーはあったのか、どちらですか。

宮川:突然ですね。

日本テレビ:その理由についてはどう思われますか。

宮川:やる気が感じられないとか、闘志が感じられないというふうに監督・コーチから言われていたので、そういう理由だったのかなと思います。

日本テレビ:そのご本人が感じるやる気がないように見えるというのは、自分自身何か要因があったんですか。

宮川:それは分からないです、自分には。

日本テレビ:本当にごめんなさい。最後に、内田監督というのは具体的な指示というのは全て井上コーチだったり、コーチを通じて選手にするものですか。

宮川:その場合が多いです。

日本テレビ:今回のケースも、じゃあそもそもの指示というのは、じゃあ内田監督からの指示だというふうに認識していいですか。

宮川:僕はそう認識してました。

日本テレビ:ありがとうございました。

司会:時間が迫ってますので、あと1問か2問ですか。じゃあそちらの女性の方、黄色いセーターの。はい。

監督の辞任はチームのためによくないと思うか

TBS:TBSテレビ『ビビッド』の上路と申します。よろしくお願いします。今回あのタイミングでのあのタックルというのは、関学側の会見の中で、スポーツではなくもうあれは暴力だという発言がありました。今ご自身の中であの行為というのは、スポーツの中のプレーだったのか、それともやはり暴力と言われても仕方がない行為だったのか、その辺りどうお考えになっていますか。

西畠:恐れ入ります。法的な責任の問題に絡みます。このことについてはご容赦いただきたいと思います。

TBS:スポーツを逸脱した行為だったかというレベルで伺うのは大丈夫でしょうか。

西畠:皆さんもうお分かりだと思いますけれども、客観的な行為から見て刑事事件、民事事件の可能性が含まれている事件だというふうに私は認識しています。そういう意味では、今後の責任が生じるような形でのご質問は、お控えいただきたいということでございます。

TBS:分かりました。ではすみません、質問を変えます。今回監督が辞任しました。ご自身から見て、今後、日大のアメフト部にとって監督が辞任するということは、チームのために良くなっていくことと捉えていますか、それともこのまま残ったほうが良かったというふうに捉えていますか。

宮川:いや、僕がここに今日来たのは謝罪をするためであって、真実を話すために来たので、今後のチームがどうなるとかそういうことは、僕の口からは言うことじゃないと思ってます。

TBS:実際指示があったのにも関わらずこれだけの期間、自分の指示でやったというふうにかばってくれなかった監督に対して、何か裏切られた気持ちとかいうのはないでしょうか。

宮川:最初から両親と監督と面会したときに、指示があったということを出してほしいということは伝えていたので、出してほしいという気持ちはありました。

TBS:ありがとうございます。

司会:はい、時間が来ました。本当に最後の質問です。じゃあそちらの前の方。

選手個人に被害届が出されて、大阪府警が受理をしたことについて

フジテレビ:すみません、今日はありがとうございます。フジテレビの【カワムラ 01:02:24】と申します。きのう被害者の父親が被害届を提出したというお話がありました。もちろん内容に関してはお答えできない部分があると思うんですが、選手個人に被害届が出されて、大阪府警が受理をしたということに関してはどのようにお感じになりますか。

宮川:被害届を出されても仕方がないぐらいの、向こうの選手のご家族からしたら、それは当然だと思ってます。

フジテレビ:分かりました。すみません、ありがとうございます。

司会:はい。じゃあ時間が来ましたので、これにて会見を終了したいと思いますが、最後に今後の取材に関して代理人のほうからお願いがあるということなので、ご発言ください。

西畠:私のほうから今後の取材についてのお願いを申し上げたいと思います。本件のあと、本人とそのご家族は平穏な生活が営めなくなっております。本人にとってこの会見は本件に幕を引くためのものではなくて、今後さまざまな責任を果たしていく出発点でもあります。そのためにも代理人としては、本人とそのご家族には1日も早く平穏な生活を取り戻し、再度のスタートをさせていただきたいと願っております。そこで本件についての今後の取材については、本人、ご家族への直接の取材はぜひお控えくださるようお願いいたします。必要な取材の申し入れについては、皆さまにお配りした資料の裏側の下のほうに代理人の連絡先を記載してございます。これを窓口とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。代理人としては、皆さまのご要望にできる限りお応えすることをお約束いたします。

最後に、ご両親の思いを代弁させていただきます。どうか皆さまには、将来に向かって歩もうとしている本人の今後を静かに見守ってくださるよう、心からお願い申し上げます。以上で終わります。

司会:はい、ではこれにて会見を終了いたします。会見者の方、ご退場ください。

(完)【連載】アメフト反則タックル問題で日大選手が会見

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