被災地で紡いだラグビー人生 釜石SW46歳伊藤、今季で引退

被災地で紡いだラグビー人生 釜石SW46歳伊藤、今季で引退

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2017/12/07

ラグビー・トップリーグの下部にあたるトップチャレンジリーグに所属する釜石シーウェイブスRFCの伊藤剛臣(46)が今季限りで現役引退することが6日、分かった。日本代表62キャップを誇る現役最年長の鉄人がついにジャージーを脱ぐ決断を下した。

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今季限りで引退する伊藤剛臣

鉄と魚とラグビーのまち、釜石で現役生活にピリオドを打つ。伊藤はすがすがしい表情でその胸中を明かした。「精神的にも肉体的にも限界。燃え尽きました。やりきりました。未練なしです。幸せなラグビー人生でした」。妻や両親にも報告すると、笑顔で「お疲れさま」と言われたという。本人も家族も納得の決断だった。

被災地の神戸、釜石で常に全力プレーを貫いた。法大から神戸製鋼へ入社。全国社会人大会、日本選手権7連覇に貢献し、03年にはトップリーグ初代王者へと導いた。舞台を世界へ変えても屈強な肉体と独特のステップで一時代を築いた。W杯には99年、03年と2大会連続で出場した。

95年に阪神・淡路大震災を経験した伊藤は、競技者人生の終着駅として釜石を選択した。11年の東日本大震災で甚大な被害に見舞われた同市。12年に移籍を決断したのは「ラグビーで街を盛り上げたい」という一心だった。「神戸の震災の時には全国から温かい応援をいただいた。ラグビーを通じて、釜石の復興に少しでも役立ちたかった」。その思いは今も変わらない。

トップチャレンジリーグ残留をかけた戦いは9日から始まる。9日の中部電力戦(東京・江戸川)は先発予定だ。まずは目前に迫る3試合に全神経を集中させる。

◆伊藤 剛臣(いとう・たけおみ)1971年(昭46)4月11日生まれ、東京都荒川区出身の46歳。法政二でラグビーを始める。法大3年時に大学選手権優勝。94年に神戸製鋼へ入社。94年度の全国社会人大会、日本選手権7連覇に貢献し、99年と00年度の日本選手権でも優勝。03年度はチームをトップリーグ初代王者へと導いた。神鋼では公式戦198試合に出場。12年から釜石でプレー。日本代表62キャップ。W杯には99年、03年と2大会連続で出場。1メートル85、95キロ。LO、No.8、FL。

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