管理栄養士が教える!赤ちゃんのおやつの必要性と与え方

管理栄養士が教える!赤ちゃんのおやつの必要性と与え方

  • ヘルスケア大学
  • 更新日:2017/10/13
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赤ちゃんのおやつには栄養を補う「補食」という役割があります。おやつの必要性とともに、具体的にどのようなメニューを与えるとよいのか、また、どのように与えたらよいのかについて解説します。

赤ちゃんのおやつは何のため?

最初は母乳やミルクから栄養をとる赤ちゃんも、5、6か月になると離乳食が始まり、食べ物からの栄養が主体となっていきます。しかし、消化吸収機能が未発達のため、一度に多くの量を食べることができません。離乳食の合間に授乳している時期は、母乳やミルクから栄養補給ができているため、おやつはまったく必要ありません。

授乳の回数が減り、3回の食事が栄養補給のメインとなった場合に必要なのが、おやつです。離乳食で足りない栄養を補う、軽い食事としての役割があります。ただし、あくまで離乳食をしっかりと食べることが優先。おやつが多すぎて食事に支障が出た、ということがないようにしましょう。

栄養面だけでなく、おやつは心の成長にも有効です。離乳食よりも手軽なおやつなら、赤ちゃんもお母さんもリラックスした時間となり、食べる楽しさを伝えやすくなります。食べ物への興味や食事を楽しむという気持ちを育ててあげましょう。

赤ちゃんにおやつをあげる時期と量について

赤ちゃんのおやつは離乳食後期(9か月〜10か月)からスタート

おやつを与え始めるのは、1日3回の離乳食をきちんととれるようになった「カミカミ期」といわれる9、10か月くらいの時期からがよいです。おやつの回数は1日に1~2回程度で、離乳食に影響の出ないタイミングを決めて与えるとよいでしょう。

おやつの量はどのくらい?カロリーの目安は?

おやつの量にも注意が必要です。与えすぎると離乳食を食べなくなったり、中途半端な時間におなかが空いたりという悪影響が出る可能性もあります。また、肥満につながることも考えられます。目安としては1日に必要なカロリーの1割程度をおやつから摂ると考えましょう。ちなみに、12か月の赤ちゃんだと1日100kcalが妥当です。

赤ちゃんによいのはどんなおやつ?

赤ちゃんへのおやつは、消化吸収がよく、離乳食で不足しがちな栄養を補える食品を与えるようにしましょう。炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラル類、鉄やカルシウムなどが不足しがちになります。ほんのり甘さのあるふかしいも、バナナなどの果物、また、ヨーグルトなどもおすすめです。電子レンジで温めるだけ、切ったり混ぜたりするだけなど、調理方法も簡単なメニューが取り入れやすいでしょう。

塩分や味の濃い物、添加物の多いものは、内臓機能が未発達な赤ちゃんに大きな負担をかけるので控えましょう。また、口の中に長い時間食べ物があるのは、口の中が長く酸性になってしまい、虫歯のリスクが高まるのでよくありません。あらかじめ決めた時間内で食べ終わるようにしましょう。

食べたら歯磨きを忘れずに

乳歯が生え始めたら歯磨きをするのが、虫歯予防の大きなポイントです。

小さなうちから、朝晩の歯磨きだけではなく「食べたら磨く」を習慣づけるのも大切。おやつを食べさせたら歯のケアをしてあげましょう。

歯の生え始めから3歳くらいまでの歯磨きについては『歯の生え始め〜3歳頃の子供のお口のケア・歯磨き』で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

赤ちゃんのおやつのまとめ

赤ちゃんにとって、おやつとは3回の食事で足りない栄養を補うものです。おやつといっても、必ずしも甘いものである必要はありません。1日3回の離乳食を妨げない程度の量で、ビタミンやミネラルなどの栄養素を補給できるものを選ぶことが大切です。堅く考えすぎず、赤ちゃんもお母さんもおやつを楽しみましょう。

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