70~80年代のレトロフューチャー。フランスの海洋学者、ジャックス・ルージェリの設計した素晴らしい海洋建造物や乗り物。

70~80年代のレトロフューチャー。フランスの海洋学者、ジャックス・ルージェリの設計した素晴らしい海洋建造物や乗り物。

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  • 更新日:2017/08/12
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まるでSF映画に出てくるよな海の中の近未来メトロポリス。これらはアメリカ・フロリダ州フロリダキーズの海底に存在する。

この「アクエリアス」と名付けられたこの海中居住施設の中に、はフランス人海洋学者であり建築家のジャックス・ルージェリ(1945年7月11日~)がデザインし、建築したものが設置されている。

それらはただ単に人が住める環境を提供するだけでなく、近未来的なデザインが人々の心を引きつけてやまない。

ジャックス・ルージェリは、潜水用の呼吸装置スクーバ(商品名:アクアラング)の発明者の一人であるジャック=イヴ・クストー(1910年 - 1997年)に多大なる影響を受けた。

ジャックス・ルージェリの作品のテーマの多くは「人類が海の中に住むことのできる居住地」である。それらは「バイオニック・アーキテクチャ」とも呼ばれ、自然界の構造や性質を模倣して作られる事が多い。

そんな彼の作品は私達が子どものころに思い描いた近未来的なレトロフューチャーなデザインとなっている。

ガラテア(1977年)

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海上にあげられるガラテア

ルージェリ氏初の海底作品は球根のような船である。

船の両側についた浮袋(サイドバッグ)により海水があればいつどこにでも停泊できるため、科学者が場所や時を選ばずに海の生態系を調査することが出来るようになっている。

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ガラテアの中でくつろぐルージェリ氏

この船にはその後のルージェリ氏の作品の多くに見られる「目」のような形をした窓がはめこまれている。

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ガラテアの左右には浮袋が搭載されている

アクアスコープ(1979年~)

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近未来的なトライマラン(三つの船を繋いだ舟艇の事)のような、マンタ(オニイトマキエイ)のような斬新なフォルムをした船、アクアスコープは、一般の人々が海水生物を観察する為に設計された。

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海底からみたアクアスコープ

中央の左右には小窓がついており海水生物を観察することが出来るようになっており、左右に羽のように伸びる部位は船体が転覆しないように設計されている。

ルージェリ氏はこの船を25隻作っており、現代でもツアーなどに使用されることもあるという。

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現在版のアクアスコープ

アクア・ビュルズ(1978年~1998年制作)

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「アクア・ビュルズ」は中に入った人物が最低でも数時間は呼吸ができるように設計されている。アクア・ビュルズは単純に一つの大きな窓であり、ルージェリ氏が1978年に構想を持ち、数年にわたり科学者が幾つものデザインで世界に送り出した作品である。

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ダイバーは球体の下から潜り込むように中に入る

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ルージェリ氏とダイバー

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ダイバーがアクア・ビュルズを準備しているところ

ヒポキャンプ(1981年制作)

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観察用の球体設備、ヒポキャンプは、科学者が最高2週間滞在できるようになっている。左右に搭載された窓により中に居る科学者は海底の状況を把握しやすいようにできており、小窓からちまちまと見る手間が省けるのである。

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中で作業をする人々

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ヒポキャンプを海中に設置するときの様子

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手前にヒポキャンプ、後方にアクアスコープ

アクアスペース(1982年)

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前出のアクアスコープと同様に、こちらもトライマラン風だが、より軍事的なデザインになっている。

前作と比べると船の左右に無数の窓がついており、通路のようになっている。また、ルージェリ氏のデザインの中で唯一帆を用いた移動が可能な船である。

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ルージェリ氏とアクアスペース

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波を待つアクアスペース

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アクアスペース内部からの眺め

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モン・サンミッシェルの前を通るアクアスペース

via:wikipedia/atlasobscuraなど/ translated by riki7119 / edited by parumo

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