2016年最も売れた本は石原慎太郎「天才」

2016年最も売れた本は石原慎太郎「天才」

  • ナリナリドットコム
  • 更新日:2016/12/01
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オリコンは12月1日、ウェブ通販を含む全国書店3,719店舗からの売上データをもとに集計した「オリコン2016年年間“本”ランキング」の各部門(集計期間:2015年11月23日〜2016年11月20日)を発表した。総合部門にあたるBOOK部門の年間1位は、元政治家で作家の石原慎太郎が“田中角栄元首相”に成り代わり一人称で語る異色の単行本小説「天才」(幻冬舎/今年1月発売)が獲得している。

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自らも政治家として田中角栄と相まみえた石原が手がけた同書のヒットは、強烈な個性をもったリーダーが不在といわれる現代に沸き起こった“角栄ブーム”を象徴するものに。本年度期間内に80.5万部の売上を記録している。

1932年生まれの石原は、オリコンが2008年度より年間ランキングの発表を開始して以来、作家としては最年長となる84歳での同部門年間1位を獲得。過去には、1949年生まれの作家・村上春樹(現在67歳)が当時60歳だった2009年度に「1Q84 BOOK1」、また同じく64歳だった2013年度に「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で、それぞれ60代で2度獲得しているが、石原はその年齢をいずれも大きく上回る80代での栄冠獲得となった。

年間2位は“読むだけで子どもがぐっすり眠れる絵本”として話題となり、本年度上半期の同部門では1位を獲得した「おやすみ、ロジャー魔法のぐっすり絵本」(著:カール=ヨハン・エリーン、監修:三橋美穂/飛鳥新社/2015年11月発売)が獲得。子どもの寝かしつけに悩む親たちを中心とした多くの支持を追い風として、期間内売上部数は1位の「天才」に僅差で迫る79.2万部を記録した。

同書の年間売上実績ならびに獲得順位は、2014年度のディズニーアニメ小説版「アナと雪の女王」(偕成社)による年間売上39.8万部と年間10位をともに大きく上回り、同部門にランクインした児童書作品としてはいずれも最高を記録。あわせてジャンル別児童書部門では堂々の年間1位獲得となった。

☆過去5年間の年間首位獲得作品

2016年「天才」石原慎太郎/幻冬舎(80.5万部)
2015年「火花」又吉直樹/文藝春秋(223.3万部)
2014年「妖怪ウォッチ2 元祖/本家 オフィシャル攻略ガイド」(監修)レベルファイブ/(編)利田浩一、山田雅巳/小学館(94.1万部)
2013年「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」村上春樹/文藝春秋(98.5万部)
2012年「寝るだけ!骨盤枕ダイエット」(監修)福辻鋭記/学研パブリッシング(79.2万部)

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