岸彩乃、日本勢初の銀メダルも満足せず「まだまだ実力で取れたとは思っていない」/トランポリン

岸彩乃、日本勢初の銀メダルも満足せず「まだまだ実力で取れたとは思っていない」/トランポリン

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2017/11/14

トランポリンの世界選手権(ブルガリア・ソフィア)で銀2、銅1の成績を挙げた男女の日本代表が14日、羽田空港着の航空機で帰国した。

「たくさんの報道陣や一般の方に集まっていただき、本当にメダルを取ったんだと改めて実感した」。女子個人で2位となり、同種目で日本勢初のメダルを獲得した岸彩乃(25)=金沢学院大ク=がほほを紅潮させた。

大会前に首を痛め、直前の試技会に出ないなど「日本では満足いく練習ができなかった」と岸。だが、「現地ではトレーナーやコーチのサポートがあり、ほぼ万全で臨めた」。個人決勝では「予選までに1本目の技の精度が上がっていなかったので、そこに集中した。そこがうまくいき、後半は自信があった」と振り返った。一方で「銀を取れたが、強豪国の選手が崩れたり失敗したりした結果。まだまだ実力で取れたとは思っていない。世界との差を埋めないと。2020年東京五輪へ向けて、1年1年積み重ねていきたい」と向上心を示した。

シンクロで銀メダルを獲得した森ひかる(18)、高木裕美(17)も、同じ金沢学院大クラブ所属。強さの秘密を聞かれた森は、「トップの選手から見て学んだり、教えてもらったりすることも多い。ライバルの高木選手も練習していて、普段からライバル意識を持ってやれる」。高木も「みんなからいい刺激をもらってレベルが上がっている」と応じていた。

男子は団体で6年ぶりの銅メダルを獲得。世界選手権で初めて団体に出た棟朝銀河(23)=エアリアルドリーム=は、「これまで競技で、涙が出るほどうれしいという経験がほとんどなかったが、団体のメダルがほぼ決まったときは涙が出てきた。チームで戦って勝つことがこんなにうれしいんだと実感できた」。

主将の伊藤正樹(29)=東栄住宅=は、「若いメンバーをどう引っ張っていけばいいか、最初は難しかったが、チームワークがすごくよく、演技以上の安心感があった。取るべくして取った3位だと思う」と後輩たちをたたえていた。

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メダルを下げて帰国したトランポリンの男女日本代表。前列左から女子の森ひかる、岸彩乃、高木裕美、後列左から棟朝銀河、伊藤正樹、岸大貴、堺亮介

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