カカオ豆からチョコを手作りするキットが地獄の難易度だった / 4時間の苦労が一瞬で水の泡に...!

カカオ豆からチョコを手作りするキットが地獄の難易度だった / 4時間の苦労が一瞬で水の泡に...!

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  • 更新日:2018/02/13
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カカオ豆の仕入れから成型までチョコレートの製造過程を一貫して行う、「ビーン・トゥ・バー」が流行中の昨今。バレンタイン目前ということで、今年は私もビーントゥーバーに挑戦してみようじゃない!

ネットで検索してみたところ京都のDari Kというショコラティエが発売する「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」(2000円・税抜き)なるものを見つけました。キットに入ったカカオ豆と、砂糖を混ぜるだけで本格的なチョコが作れるというもの。

カカオ豆はインドネシア産だというし、これならビーントゥーバーが叶いそう! そこで早速ネットで注文。自宅でビーン・トゥ・バーに挑戦してみることにしたのですが……これが想像を絶する大変さでした!

【とってもシンプルなキット内容】

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キットに入っているのは、インドネシア産の生カカオ豆80g、レシピ、型抜きの3点とかなりシンプルです。

【カカオ豆からチョコを作るのって、大変……!】

ナッツのような見た目をした生のカカオ豆は、チョコとはまるで思えない、柑橘系フルーツとお酢を混ぜたようなキツイ香りでビックリ。圧倒されつつ、チョコ作りに挑戦です。

1. まずはカカオ豆を洗います。カカオ豆は7回洗っても汚れが取れず、10回洗ってやっときれいに。

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キッチンペーパーで水気を拭き取り、次の作業へ。

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2. フライパンを熱し、カカオ豆を20〜30分ほど焙煎していきます。ここでようやくチョコの香ばしい香りがしてきました!

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3. 焙煎後、粗熱が取れたら皮むきをします。パリパリ皮がむけるのは楽しいけれど、全部むくのに時間がかかるーっ!

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4. ボウルに移し、めん棒で砕きます。これこそが、ポリフェノールたっぷりのカカオニブ! ザクザク潰れて、とっても気持ちいい。

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5. すり鉢のなかでカカオ豆をすり潰していくのが本来の工程なのですが、すり鉢がなかったので、フードプロセッサーを使うことに。現代人はすり鉢よりも、フードプロセッサーだと常々思っていたのだけれど……。この選択こそが、悪夢の始まりでした……。

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【悪夢を見た、チョコ作り後半戦】

カカオ豆がかなり細かい状態になるまでの工程を終えたところで、すでに1時間半が経過。お菓子の下準備にしては、かなり時間がかかっています。「あとは砕いたカカオを溶かして、砂糖を加えて成形するだけ。大丈夫!」と前向きな気持ちで後半戦に突入。

7.水を沸かした鍋にチョコのボウルをのせて、湯煎にかけます。普通のレシピによくある「チョコレートを湯煎にかける」という工程だと、5〜10分ほどでなめらかな状態になるはず。

でもカカオ豆は、30分経ってもザラザラしていて、全く溶ける気配がありません。予想の10倍、いや100000倍難しいんですけど。お菓子作りを仕事にしている自分でも難しいんですけどぉぉ!

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8. 通常のチョコレートの場合、湯煎のお湯が熱すぎるとチョコがぼそぼそしてしまいます。でも、カカオ豆は一向に溶ける気配がないので、あえてお湯を沸騰させることに。すると、湯煎を始めて2時間経過した頃から、ほんの少しずつ溶けてきました。

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溶けてきたと思ったのも束の間、チョコのなかにお湯が入っちゃった(白目)。チョコと水は相性が悪く、チョコを溶かしている最中に水が入ると、チョコは絶対に固まらないのです……。これまで4時間がんばってきたのが水の泡だよー、どうしてくれるんだ!! こんなんじゃ私、パティシエール失格だわッ!!

ショックすぎて、水が入った写真は撮影し忘れました。ここまで読んでくださったみなさま、すみません。

【教訓:チョコ作りを甘く見てはいけません】

カカオ豆からチョコレートを作る作業。シンプルなのかと思いきや、想像を絶する難しさでした。予想の100000倍難しかった! カカオ豆の生産者も、カカオ豆を加工してチョコを作るショコラティエも本当にすごい! 普段、ただただ「おいしい」と思っていたチョコレートが、とても愛おしく感じました。失敗したけれど、いい経験をしたぞ!

【オマケ:失敗したカカオニブはクッキーに!】

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失敗してしまったカカオ豆を捨てるわけにはいかな〜いぃぃぃ! ってことで、ビスコッティに入れて焼き上げてみました。固まっていたカカオニブが生地のなかでチョコのように溶けて、大人っぽい味のチョコチップビスコッティに。おいしくいただきました♪

キットはチョコレート専門店「Dari K(ダリケー)」のHPおよびネット通販のサイトからも購入することができます。かなり難易度が高いと思いますが、自宅でビーン・トゥ・バーを経験してみたい人はぜひ……。

参照元:Dari K
実験・撮影・執筆=sweetsholic(c)Pouch

▼焙煎後、皮をむいたカカオ豆(左)と皮が付いた状態のカカオ豆(右)

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▼水が入ってしまったあと、冷蔵庫で保管しておいたカカオ豆。水が入ってもザラザラのままですが、焼くと溶けます

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▼ブックレットには、カカオの歴史や小ネタなどが書かれており読み応え十分! ショコラ愛好家だけでなく子ども向けでもあるみたいですね

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