ラブマーク、ピータースら有名コーチが温める金の卵

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2018/01/12

ジェイミー・ラブマーク(左)とクリス・コモ氏

2017年のPGAツアーではジャスティン・トーマスやサンダー・シャウフェレといった20代前半の若手が頭角を表した。どちらの選手とも、シーズン前まではPGAツアーの中心選手ではなかったが、今シーズンはトップ選手に交じって多くの試合で首位争いを繰り広げるだろう。そして今季も、この二人のように台風の目になりそうな選手がいる。

●タイガーの元コーチが惚れ込んだ逸材

そんなラブマークと同じく、飛距離を武器にするのがベルギー生まれの25歳、トーマス・ピータースだ。欧州ツアーでの優勝はあるものの、PGAツアーでは未勝利だ。ピータースはヘンリック・ステンソンやリー・ウェストウッドなどのコーチを務めるピート・コーウェンに師事している。

コーウェンは、スイングの技術的なサポートに定評のあるコーチだ。そのためピータースのスイングは腕と上半身の同調性が高く、非常に再現性の高い動きをしている。

それに加えてラブマーク同様に、長い腕が生み出す遠心力や地面反力を効率的に使っており、PGAツアーで活躍できる日もそう遠くはないはずだ。

ではなぜこれまで結果を残すことができていないのか。

ピータースは2016年のライダーカップで大活躍したように波に乗れば強いが、まだ24歳という事もあり、一度歯車が狂うとメンタル面が原因で崩れる傾向がある。練習場でさえミスショットが出ると苛立ちを隠せなくなり感情的になる場面が見られる。こういった部分を克服すれば、安定した成績を残すことができるかもしれない。

コーウェンはティーチングスキルに長けているだけでなく、人間的にとても熱いパッションをもって選手とコミュニケーションを取るタイプだ。名コーチの言葉によって精神的な成長を遂げられれば、PGAツアー初優勝が見えてくるはずだ。

◆吉田洋一郎(よしだ・ひろいちろう)北海道苫小牧市出身。シングルプレーヤー養成に特化したゴルフスイングコンサルタント。メジャータイトル21勝に貢献した世界NO・1コーチ、デビッド・レッドベター氏を日本へ2度招請し、レッスンメソッドを直接学ぶ。欧米のゴルフ先進国にて米PGAツアー選手を指導する80人以上のゴルフインストラクターから心技体における最新理論を直接学び研究活動を行っている。書籍「ロジカル・パッティング」(実業之日本社)では欧米パッティングコーチの最新メソッドを紹介している。オフィシャルブログ http://hiroichiro.com/blog/

(ニッカンスポーツ・コム/ゴルフコラム「ゴルフスイングコンサルタント吉田洋一郎の日本人は知らない米PGAツアーティーチングの世界」)

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