自転車をこいだ力でiPhoneが充電できるバッテリーパック『ATOM』

自転車をこいだ力でiPhoneが充電できるバッテリーパック『ATOM』

  • @DIME
  • 更新日:2016/11/29

気づいたらiPhoneのバッテリー切れ。屋外でもスマートフォンを充電できないかなぁ? …って願う人に朗報がある。いつも使っている自転車に『ATOM』を取り付ければ、移動時間で充電できるのだ。

さあ、自転車こいでiPhoneを、スマートフォンを充電しよう!

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“自転車発電”『ATOM』。写真のような小径車でも問題無く取り付け可能。

■屋外って電気を結構使うんだな…

スマートフォンが世の中を変えたことは数多いけれど、屋外でのライフスタイルの変化はその筆頭じゃないかと思う。今のスマートホンの性能ってもはや、パソコンレベル。しかも通信回線も4G(LTE)回線を利用すれば、並の固定LAN回線よりも実用ではスピードが勝るなんてことも。屋外でもネット環境で過ごすのが当たり前になってきた。

もちろん自転車乗りだって例外じゃない。スマートフォンやサイクルコンピュータ、デジカメなどなど。屋外で電気を使う機会って、どんどん増えていく…。たぶん減ることはない。

SIVA CYCLES製の『ATOM』は「Kickstarter」によるクラウドファンディングで世に生み出された、まさに時代の寵児。

自転車のタイヤが回れば充電できる、こんなエコな発電を見逃せない!

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自転車にUSBケーブルを差し込む。この“違和感”も、いずれ見慣れた光景になるのかも。

■どんな自転車に装着できるの?

取り付け可能な自転車は、“クイックレバー”を採用した、ディスクブレーキじゃないモデル。ディスクブレーキは残念ながら回転部分が当たっちゃうので悪しからず。

本体は、主にダイナモ、バッテリーUSB端子で構成される。必要なのはこれだけ。クイックレバーだと工具も要らないので、超簡単! いざ、取り付けだ!!

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『ATOM』の全パーツ。右下)USB端子による充電口とケーブル(約2m)、出力は5V・1A。中)着脱式のリチウムイオンバッテリーパック、1650mAh。満充電でスマートフォン1台分弱くらいのイメージ。左)本体。最大発電力7.5W、防水性能はIP4。上)ケーブルをフレームに固定するベルト2個。価格は消費税8%込みで2万2300円。重量は約330g

■とにかく、「ATOM」を取り付けよう!

後輪のクイックレバーを緩め、軸に本体を差し込み後輪をフレームにはめ直す。大雑把にいうとこれだけ。

というのも、発電は本体の白いブレードに刻まれた凹凸を自転車のスポークなどに噛み合わせ、車輪の回転力をそのまま動力にするというメチャクチャシンプルな仕組みを採用している。だからこそ装着が簡単で、タイヤ径の大小も問わないというわけ。

付属のバッテリーパックに充電しても良し。USB端子による充電口を取り付けて、直接スマートフォンなどへ充電しても良し。両者同時に充電も可能だという。

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クイックレバーを緩め、後輪を外して本体を差し込む。

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本体に付属するバッテリーパックに充電する以外にも、USB端子による充電口をフレームに固定すれば、直接USBケーブルを差し込める。

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余ったケーブルを巻き込まないように固定しておこう。

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装着完了。ここまで作業時間は1〜2分。雨天は念のため「ATOM」を取り外したい…なんて人も作業が苦にならない。

■さあ、試しに“自転車発電”してみよう!

早速、ペダルを回し発電してみた。ダイナモの負荷でこぎ出しでの重みは感じるが、走り出せばさほど気にならないレベル。

iPhoneとUSBの充電口を繋いでみたが、タイヤが回転するとすぐに充電状態を示すグリーンのアイコンが液晶に表示された。

だいたい1時間半の走行でバッテリーパックを満充電できる。防水性能は濡れてもギリギリ大丈夫かな!? という感じ。雨天走行はちょっと避けた方がいいかもしれない。

想像していた以上に実用に応えてくれるという印象だった。取り付けも簡単だし、脚力のみで発電するのでエコだし、いいことずくめの発電ではなかろうか。

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タイヤ、主にスポークに本体のブレードの凹凸が噛み合い、ダイナモがスムーズに回転する。発電中は本体にグリーンのランプが点灯する。

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iPhoneからUSBケーブルを伸ばし、USB端子の充電口より給電してみた。タイヤが回るとすぐにグリーンの充電アイコンが表示。発電効率はなかなか優れている。

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リチウムイオンのバッテリーパックを本体から外すと、USB端子とAndroidスマートフォンで重宝するmicro USB端子が出現。

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輸入代理店「オルタナティブ バイシクルズ」オーナーの北澤 肯さん。世界中からユニークなサイクルパーツをインポートする達人。シングルスピードのクロスバイクの販売、普及も手掛ける。

■関連サイト
オルタナティブ バイシクルズ
http://altbikes.jugem.jp/

◎各種のデータは取材時のものです。

文/中馬幹弘

編集・ライター。アメリカンカルチャー誌編集、アパレルプレスを経た後、モノ雑誌に長く関わり携帯電話やデジタル製品、ファッションなどトレンド情報に明るい。証券会社勤務があり金融事情通でもある。

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