「ひよっこ」143話 夢を一回諦めた人たちの物語

「ひよっこ」143話 夢を一回諦めた人たちの物語

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  • 更新日:2017/09/16

連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第24週「真っ赤なハートを君に」第143回 9月15日(金)放送より。
脚本:岡田惠和 演出: 田中正 板垣麻衣子

「ひよっこ」143話はこんな話

みね子(有村架純)はヒデ(磯村勇斗)に、遠回しながらデートに誘われる。

時子の芸名は、和泉真琴

ツイッギーコンテストで優勝した時子(佐久間由衣)が赤坂から去ると、入れ替わりにツイッギーが来日。ビートルズと同じく、赤坂のホテルに宿泊し、ファンの女の子たちで街は賑わう。
この時代、赤坂は日本の中心地感に満ちていたのであった。

奥茨城村の助川家では、時子の記事をスクラップしたりして、娘の大躍進に感無量。
そこへ「2001年宇宙の旅」(68年の映画)の曲がかかって、突如、時子がやって来た。日本の都会をまわっている最中に立ち寄ったようだ。
デビューに当って、芸名をつけることを、詫びる時子。
芸名は、和泉真琴。とってもそれっぽい。
コートも脱がずに、長居できない感じを出す娘に、きのこめしを食べさせようとするお母さん・君子(羽田美智子)。
親って、あれ食べる?これ食べる?って何か食べさせようとするよなあ。

たまには書きたい、“ちょっと気になる”
いくらなんでも、時子を売り出そうとする事務所は、家の人にまったく挨拶しないで、勝手にいろいろ決めたり、連れ回したりするものなのだろうか。
釈然としない。

女は待てない

時子を諦めた三男(泉澤祐希)に、「まだかなあ まだかなあ」とグイグイ迫るさおり(伊藤沙莉)。
「本気で返事をください」と追い詰めた挙句、「女は永遠には待てないよ」などと、ちょっとだけ意味深なことを言って、三男の不意を打つ。なかなかテクニシャンだ。

でも、たまには書きたい、“ちょっと気になる”
いっくらなんでも、時子とのことで落ち込んでいる三男に、矢継ぎ早に「まだかな、まだかな」と迫るのはどうなんだろう。もうちょっと待ってあげてほしいけど、待つパターンは、みね子のお母さん・美代子(木村佳乃)とかぶるからだろうか。
さおりにも良いところがあるのは十分わかってはいるが、こういう性格の人と結婚したら苦労するのは見えている。でもこういうふうに土俵際まで追い詰められて結婚しちゃう人もいるのだよなあ。

みね子、セカンド・ラブ

お休みの日、鈴子(宮本信子)と省吾(佐々木蔵之介)と由香(島崎遥香)が家族水入らずで出かけたので、
みね子がすずふり亭でお留守番しながら、制服のデザインを考えていると、ヒデがメニューを考えにやって来た。
ふたりは並んで、それぞれの課題に打ち込む。
休みの日には、料理の研究のため、いろいろな店にランチを食べに行っているヒデは、みね子に一緒に行かないかと誘う。
いよいよみね子に新たな恋がはじまりそう。

ヒデがわざわざ佐賀に元カレ島谷(竹内涼真)に会いに行き「あの子のことが好きだ」と報告し、義理を果たし、「がんばれヒデ」と言ってもらっていた回想が挟まれた。
このシーンを見ると、島谷の諦念に胸が締め付けられる。嫌いで別れたわけじゃなし。
島谷と三男、ふたりも、本当に好きだった女を諦めた男が出て来るのだ「ひよっこ」には。まあ、そんな人生もあるわけで。

そしてみね子も、初恋が実らず、次に現れた男と新しい道を歩みかけている。
「ひよっこ」は、夢を一回諦めた人たちの物語でもあるかもしれない。
完璧に理想的な人生なんてなくて、ちょっとずつ諦めて、ちょっとずつ工夫して、譲歩し合って、生きていくものなのだと思える物語だ。
いまのとこ唯一、夢を叶えた時子だって、名前を捨てないといけない(完全に名前を捨てるわけではないとはいえ、当人はものすごく深刻に捉えている)。
時子が世津子(菅野美穂)のように大スターになって、豪邸で家族を楽させてあげられますように。

またもミサイルで、本放送休止

8月29日(火)の128話以来、2度目の、ミサイルのニュースで本放送休止。
128話も偶然にもツイッギーコンテストに関する話である上、助川家の人々が出て来た回だった。
(木俣冬)

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