【プロトタイプ】IntelのデュアルディスプレイノートPC「Twin Rivers」ハンズオン:ここからTouchBarに学んでほしいこと

【プロトタイプ】IntelのデュアルディスプレイノートPC「Twin Rivers」ハンズオン:ここからTouchBarに学んでほしいこと

  • ギズモード・ジャパン
  • 更新日:2019/06/12
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Image: Alex Cranz/Gizmodo US

レノボの「折りたたみノートPC」といい、最近、ノートPC試作品がソワソワしています。ノートPCが定着して小さく薄くなり、2 in 1端末が台頭し…。今ここにきて、ノートPCが新しい時代に入りそう。定着したプロダクトを打破して、次の時代へ行こう!

Intel(インテル)が開発、まだ試作品段階のデュアルディスプレイノートPC「Twin Rivers」。米Gizmodo編集部がさっそくちらっと触ってきたので、ハンズオンレビューどうぞ。

先月、台湾で開催されたComputexでお披露目されたTwin Rivers。基本の4Kディスプレイに、ハーフサイズの4Kディスプレイがもう1つついているという、見た目ワイルドなデュアルディスプレイのラップトップです。今月開催のE3で触ってきました。見た目は洗練されているとはとても言えないものの、確かな手応えは感じました。

Tiwn Rivers試作品の開発チームを率いるのは、IntelのEnthusiast Laptop and Innovation(熱狂的ラップトップ&イノベーション)チームのディレクターを務めるJoakim Algstam氏。チーム名からして、いかにもワイルドなプロトタイプがでてきそうな感じ。彼のチームは、OEM向けにデュアルスクリーンの可能性を探り、アピールするのがお仕事。Algstam氏いわく、スクリーンの数が多い=複雑なCPUが必要=Intelのプロセッサ力をアピールするいい機会になるのだといいます。つまり、Twin Riversは製品化に向けた試作品というよりも、自社の技術力をアピールするためのマーケティングツールと考えるべき。とはいえ、触って楽しいことに変わりなし。

基本はAsus(エイスース)のZenBook Pro DuoやHP(ヒューレット・パッカード)のOmen X 2sのようなデュアルスクリーンラップトップ。端末開くと、従来のラップトップ通り普通のディスプレイ(4K)があり、それとキーボードの間にあるのが小さなサイズの補助的なディスプレイ。が、Twin Riversの肝となるのは、キーボードと補助ディスプレイの間にヒンジがあること。これによって、補助ディスプレイも立ち上がり、結果、2つのディスプレイが視界にうまくはいります。

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Image: Alex Cranz/Gizmodo US

2つのディスプレイをより効率的に使うため、Intelはディスプレイ間のヒンジ部分にTobiiアイトラッキングを装備。デモではAlgstam氏が、メインディスプレイで文字入力しつつ、補助ディスプレイに視線を送りSlackに書き込みをするというのをやってくれました。トラックパッドなどで切り替える必要なく、視線だけで使うディスプレイを切り替えるわけです。ちらっと見るだけで切り替え、便利。他にも、補助ディスプレイでのゲームアプリなどもデモ。これは、AsusやHPがアピールしたい点と似ているものの、補助ディスプレイも起こせるヒンジとTobiiアイトラッキングによってハッキリとした差別化ができており、Intelは次のステップに進んでいる感じが強くありました。

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Image: Alex Cranz/Gizmodo US

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ここで頭をよぎったのが、私が普段使いしているMacBook Pro、無用の長物になっているTouch Bar。それどころか邪魔にすらなっているTouch Bar。唯一使うとしたら、PowerPointのプレゼン資料をささっと見るのと、QuickTimeで音声ファイルをささっと漁るときで、完全にささっとするだけ要員。Touch Barの小さいサイズでは、あれこれファンクションを詰めて使うのは実際やりづらい。一方、Twin Riversの補助ディスプレイはそこそこサイズがあることで、使い方に可能性を感じます。Touch Bar的役割もできるけど、画面としての役割も終える。サイズは重要って話ですね。

デュアルディスプレイのラップトップに期待しつつ、実現から定着するのはまだ先だという印象も受けました。HPとAsusが片足つっこみつつ、Microsoft(マイクロソフト)がデュアルディスプレイの自社端末をリリースするらしいと言いつつも、まだちょっと先の話。でも、Twin Riversのプロトタイプのおかげで、近未来をより近くに感じることはできました。

これ、マーケティングツールじゃなくて、製品化の道にいってほしい。ハーフサイズ補助スクリーンとヒンジで、移動オフィスがますます充実。2つめのヒンジによって、メインディスプレイの位置が高くなるのもうれしい。ノートPCスタンドを持ち運ぶ気にならないので、その簡易代用品という使い方もしたい。ヒンジはえらいよ。

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