局イベントが各地で大盛況!TV×SNSテレビ局の夏休みイベント新たなカタチ

局イベントが各地で大盛況!TV×SNSテレビ局の夏休みイベント新たなカタチ

  • TVガイド
  • 更新日:2017/08/15

「お台場みんなの夢大陸2017」のキーワードは“ リア充”?ネットからリアルな体験に流す仕組み

テレビを見ていてよく耳にするけど、実際はきちんと知らない(かもしれない…)時事ネタや話題を追いかけ、解説する連載「TVガイド新書」。
今回はテレビ局が開く夏のイベントに注目。夏イベントのさきがけであるフジテレビのキーパーソンに直撃し、昨今の状況について話を伺った。

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<リア充感の演出をしてテレビで最後のひと押しを>

テレビ局の夏イベントが今年も各地で開催中だが、それらはフジテレビが’03年に行った「お台場冒険王」に始まる。テレビ局の夏イベントのさきがけであるフジは今年、お台場移転20周年のメモリアルイヤー。現在も「お台場みんなの夢大陸2017」が開催中で、すでに約80万人が足を運んでいるという(7月31日現在)。テレビ離れが話題に取り沙汰される今、なぜこれだけの集客力を得ることができたのか。昨年に続き同イベントの〝団長〞(総合プロデューサー)を務める同局情報制作局長・矢延隆生氏に話を伺った。

「現代のお客さんがイベントに何を求めているのか。昨年も団長をさせてもらって感じたのは、その答えが〝単なる楽しい体験〞だけではないこと。そこで写真を撮り、インスタグラムなどのSNSに発信する――〝リア充〞という言葉がよく聞かれますが、体感するだけでなく、自分がいかに充実しているかをアピールするためのネタを欲しがっているということです。企画会議でも『どうすればお客さんが来てくれるか、どこにフックがあるのか』という内容で話し合い、SNSを意識した多くの仕組みを展開しています。例えば7F屋上庭園では、『原作20周年記念 ワンピースクロニクル』を行っていて、歴代の等身大フィギュアが大集結し、麦わらの一味らと写真を撮ることができます。同時開催の『お台場ウォーターパークbyハウステンボス』では夜にプロジェクションマッピングやイルミネーションで、プールにスマートフォンを持ち込んだ若者たちの自撮りで賑わっています。同時にウォータースライダーの飛ぶ瞬間を写真に収めてSNSに発信する人も多いです。現在はインターネットも大きな力を持っているので、その力も利用させていただき、一種の〝ざわざわ感〞を演出できるように試みています」

番組コンテンツももちろん充実。人気番組「痛快TV!スカッとジャパン」(同局)のブースのほか、月9ドラマ「コード・ブルー」(同局)ブースでは最新鋭のVR技術でオリジナルミニドラマを体感することが可能。好きな番組をより深く、見たことがない番組はそれを知るきっかけとして働きかけられるよう、各チームしのぎを削っているとのことだ。

「これらに希求する〝ざわざわ感〞を生むために、発信力のあるタレントさんに体験してもらい、SNSに発信してもらってもいます。昨年から渡辺直美さんをナビゲーターに起用したのはそういった意図から。こうして〝ざわざわ感〞を作った後、最後のひと押しをするのはやはりテレビです。昨年の『DMM.プラネッツ』はビートたけしさんがテレビCMに出演し、フジ以外の各局でも放送。結果、大行列ができる成功を収めました。収録の合間にブースに訪れた香取慎吾さんがこれらに『ネットを見て、行かないと思わせ、最終的にCMで成功させた』とおっしゃっていましたが、そうした数珠つなぎの相乗効果は大切だと考えます」

<フジテレビのDNAと〝おもてなし〞の饗宴>

企画の面白さはもちろん、人々が娯楽に何を求めているかを突き詰めて考え、時代に応じて柔軟に対応していく。だが、客に来てもらわなければその努力は実を結ばない。

「特にお台場は一種の〝観光地〞であり、通勤や遊びのついでに訪れるような中継点ではありません。だからこそ、来てもらうための工夫をしますし、来ていただいた方はフジテレビファンですから、その方たちを大切にしなければならない。〝観光地〞である以上、お客さんは何かを期待してそこにやって来ます。そして我我はそれに答えなければならない」

そのために、フジテレビ最大の〝強み〞を発揮していると矢延氏は語る。

「それは〝全社あげてのイベント〞という認識です。コンテンツが面白く、〝本物〞であることは必要不可欠ですが、そもそもフジテレビは〝お祭りが得意〞というDNAを持っている。『27時間テレビ』などの全社イベントにも定評がありますし、『コード・ブルー』にしてもドラマ、バラエティー、報道のセクショナリズムを超えた広報活動で高視聴率を得ることが出来ました。同イベントでも、私が人事畑出身ということもあり、全社員を導入するよう働きかけました。また皆に現場に行くようにも呼びかけています。テレビマンはお客さんの喜んでいる顔を実際に見るべき。それが後の番組制作にも繋がってきますし、〝おもてなし〞の心も生で感じ取れます。2020年、東京でオリンピック・パラリンピックが開かれます。お台場はその舞台のひとつ。お客さんに『こんなに楽しいのか』を体感してもらうため、〝おもてなし〞の心で皆様を迎え、その心を持ってオリンピックを迎えたいと考えています」

Interview=衣輪晋一

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