牛乳・成分調整牛乳・乳飲料? 「飲用乳」には7種類あった

牛乳・成分調整牛乳・乳飲料? 「飲用乳」には7種類あった

  • ママスタセレクト
  • 更新日:2017/11/14
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「牛乳を買うときには表示をよく見て買った方がいいよ」と言われたことがあります。これまでは低脂肪かそうでないか、あとは産地を気にする程度でしたが、手に取ってよく見てみると確かにいくつか気になることが……。

普段よく購入する牛乳には 「牛乳、生乳100%、無調整牛乳」などと書いてあり、たまに子どもが選んで買うものには 「乳飲料、低脂肪」と書いてありました。

牛乳と乳飲料? その他にも成分調整牛乳や加工乳……。何がどう違うの?と調べてみたら、飲用乳には7種類あることがわかりました。

飲用乳には5種類の牛乳+加工乳+乳飲料の全7種類

「飲用乳」とは文字通り、飲用の牛の乳です。全国飲用牛乳公正取引協議会のWEBサイトには、以下のような記載があります。

『飲用乳の種類は、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(略して「乳等省令」といいます。)で7種類が定められています。飲用乳のうち牛乳と名がつくのは「牛乳」、「特別牛乳」、「成分調整牛乳」、「低脂肪牛乳」、「無脂肪牛乳」の5種類です。その他飲用乳には「加工乳」と「乳飲料」の2種類があります(出典:全国飲用牛乳公正取引協議会)』

それぞれ、どんな飲み物なのでしょうか? 詳しく見てみましょう。

5種類の牛乳

① 牛乳―成分無調整。生乳を殺菌したもの。② 特別牛乳―成分無調整。特別牛乳さく取処理業の許可を受けた施設で処理・製造した生乳。限られた地域で販売。③ 成分調整牛乳―生乳から乳脂肪分・水・ミネラルなどの乳成分の一部を取り除き、殺菌したもの。④ 低脂肪牛乳-成分調整牛乳。生乳から脂肪分の一部を除き、殺菌したもの。⑤ 無脂肪牛乳―成分調整牛乳。生乳から乳脂肪分のほとんどすべてを除き、殺菌したもの。

これらは全て生乳100%です。商品名や種類別名称に「牛乳」と書かれているものは、生乳100%でできています。

それ以外のものは、全国飲用牛乳公正取引協議会が決めている「飲用乳の表示に関する公正競争規約」により、牛乳と表示できません。以前は「コーヒー牛乳」などと表記できましたが、今は規約が厳しくなり表記できなくなりました。牛乳ではない飲用乳には2種類あります。

加工乳

加工乳は5種類の牛乳と「乳等省令で定められた乳製品の一部(*)」のうちいずれかが原料です。

脂肪分を高めた濃厚なタイプや、脂肪分を減らした低脂肪などがあります。
(*)乳等省令で定められた乳製品の一部
全粉乳、脱脂粉乳、濃縮乳、脱脂濃縮乳、無糖練乳、無糖脱脂練乳、クリーム並びに添加物を使用していないバター、バターオイル、バターミルク及びバターミルクパウダーの11品目です。

乳飲料

乳飲料は5種類の牛乳や「乳製品」のいずれかを原料とし、カルシウムやビタミン、果汁などを加えたものです。

カルシウムや鉄、ビタミンなどを加えたものや、お腹がゴロゴロする原因となる乳糖を分解したもの、コーヒーなどを加えたものなどさまざまです。

牛乳パックの「一括表示」を見れば一目瞭然

どれを買おうか迷ったら、パックの側面に書いてある一括表示欄を見てみましょう。一括表示欄にある種類別名称には「牛乳」、「加工乳」、「乳飲料」など飲用乳の7種類のうちいずれかが表記されています。

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たとえばこの商品の場合、種類別名称は牛乳、原材料名は生乳100%です。

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こちらは種類別名称が乳飲料と書かれています。原材料名を見ると、生乳(50%未満)とあり、他に炭酸カルシウムやビタミンDが添加されています。

原材料名は多く使われている順に書かれているのが特徴で、多くの商品は始めに生乳と書かれています。5種類の牛乳なら「生乳100%」、加工乳と乳飲料は「生乳(50%以上)」「生乳(50%未満)」、生乳の割合が確定できない場合「生乳」のみ表示されるなどさまざまです。

7種類の飲用乳を使い分けてみては?

カルシウムや必須アミノ酸など栄養バランスの良い牛乳ですが、せっかく飲むなら違いを知ってから飲みたいものです。7種類の飲用乳をたとえば用途によって使い分けてみてはいかがでしょうか?

例えば、子どもには加工されていない無添加のものを味わってほしいという場合は、 生乳100%・成分無調整の「牛乳」を。一日に何杯も飲むのでカロリーや脂肪分が気になるという場合は 「低脂肪牛乳」や 低脂肪タイプの「乳飲料」、「加工乳」を選ぶといいかも。また、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするけれどカルシウム強化のために飲みたいという場合は、 乳糖を分解して飲みやすくした「乳飲料」を選ぶといいでしょう。ただ飲みやすいからと特定の栄養だけを摂りすぎないようにしたいものです。

また牛乳そのものを与えるのは「1歳以降に牛乳を与えるのが望ましい」(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」(PDF)p.56)とあるように、子どもの様子を見ながら徐々に進めていくと安心ですね。

今後の牛乳選びの参考にしていただけたら幸いです。

文・sona

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