【ラグビーコラム】明大の「ディシプリン」の高さが際立つ 反則少なく筑波大戦では32次攻撃でトライ

【ラグビーコラム】明大の「ディシプリン」の高さが際立つ 反則少なく筑波大戦では32次攻撃でトライ

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2017/10/11

【ノーサイドの精神】ラグビーでよく「ディシプリン」という言葉を耳にするだろう。英語で書けば「discipline」。「規律、統制、克己、抑制、訓練」といった意味があるが、ラグビーでの定義は「(特に防御時において)反則をせずにプレーを続けること。または、自らのチームが決めたプラン通りに遂行し続けること」というものになるだろう。

今季、このディシプリンで目立つのが明大だ。対抗戦で青学大、筑波大との2戦を終え、それぞれ108-7、68-28で勝利。特筆すべきはどちらも反則数がわずか1だったことだ。昨年の青学大戦の反則数が8、筑波大戦では7。対抗戦7試合の平均が8ちょうどなので、大幅な進歩といえる。

攻撃面でも、筑波大戦の前半開始から4分49秒、後半開始から4分47秒、どちらも1度も笛が鳴らず、トライを取り切った。いわゆるノーホイッスルトライ。特に後半は32次攻撃の末に筑波大の堅守をこじあけた。当然、その間はノーミス。高い集中力とスキルがなければ、5分近くも攻撃を継続できない。

LO古川満主将(4年)は「メイジらしくないですね」と冗談まじりの笑みを浮かべる。明大といえば豪快だが大ざっぱ、というのがざっくりしたイメージだろうが、「春からやってきたことの成果で、余裕を持ちながらプレーできている。悪いメイジらしさが出ていない」と自己評価する。

その「成果」とは。今春就任した元日本代表SHで前サントリー・チームディレクターの田中澄憲ヘッドコーチ(HC)の言葉にそれが表れていた。

「学生は居心地のいい練習をしたがるんです。アンダープレッシャーでの高い強度の練習、そこは自信がある」

常に試合を想定する。それは田中HCが選手として13シーズン、スタッフとして6シーズン関わったサントリーのコーチング方針でもあるが、現役の最終年度に指導を受け、「強い影響を受けた」と田中HCが話す前日本代表HCのエディー・ジョーンズ現イングランド代表監督(2010〜11年度にサントリー監督)がいつも提唱していることでもある。

トップリーグの中でさえもディシプリンが低いチームが散見するが、田中HCが「規律を守るということを、選手たちは自分ごととしてとらえている」という明大。今後対戦相手がより強くなっていく中で“エディーの孫弟子”たちの規律高い戦いに注目したい。

田中 浩(たなか・ひろし)

1983年入社。ラグビーブーム全盛期に担当を約10年、その後デジタルメディア、ボクシング担当、アマ野球担当などを経て2008年から運動部一般スポーツ担当デスクを務め、14年秋に二十数年ぶりにラグビー取材の現場に復帰した。秩父宮ラグビー場でトライ(高校都大会決勝)と東京ドームでヒット(スポーツ紙対抗野球)の両方を経験したのがプチ自慢の56歳。

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1日の筑波大戦でトライを決め、仲間の祝福を受ける明大・箸本龍雅(中央)

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