暁斗、トイレも“真ん中”を意識 荻原健司氏から戦う意識を継承/複合

暁斗、トイレも“真ん中”を意識 荻原健司氏から戦う意識を継承/複合

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  • 更新日:2018/02/20

平昌五輪第6日(14日、アルペンシア・ジャンプセンター-アルペンシア距離センター)ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで、ソチ五輪銀メダルの渡部暁斗(29)=北野建設=が2大会連続の銀メダル。前半飛躍(ヒルサイズ=HS109メートル)で105・5メートルの123・7点で3位につけると、首位のフランツヨゼフ・レーアル(24)=オーストリア=から28秒差でスタートした後半距離(10キロ)で2位に浮上した。エリック・フレンツェル(29)=ドイツ=が2大会連続で金メダルを獲得した。

暁斗は北野建設に入社してすぐ、荻原健司ゼネラルマネジャー(48)に掛けられた、忘れられない一言がある。

「トイレは真ん中に入れ」

細かい説明はなかったというが、以降、トイレに入るたびに思い出して実行。便器が偶数の場合は「一番」奥か手前を使うという。

荻原氏はジャンプ女子の高梨沙羅(21)=クラレ=に並ばれるまで、W杯で日本人最多の19勝をマーク。1992〜93年シーズンから3季連続で個人総合のタイトルも勝ち取り一時代を築いた。

ただ4度出場した五輪の個人戦では94年リレハンメル、98年長野の4位が最高。メダルには手が届かなかった。荻原氏は自身の苦い経験を踏まえ、早大の後輩でもある暁斗に戦う意識を植え付けた。2人が追い求めた夢は、またも持ち越された。

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後半の距離を2位でゴールした渡部暁斗=アルペンシア距離センター(撮影・早坂洋祐)

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