じゃあ、標準語でなんていうのさ!北海道弁から翻訳しにくい方言5つ

じゃあ、標準語でなんていうのさ!北海道弁から翻訳しにくい方言5つ

  • 北海道Likers
  • 更新日:2021/10/14

「その北海道弁、どういう意味?」そう聞かれて、言葉に詰まった経験がある方もいるのでは?

実は北海道弁には、なかなかニュアンスを説明することが難しい言葉がたくさんあります! 今回は、北海道弁から標準語に翻訳しにくい方言を5つご紹介します。

北海道弁1:うるかす

【標準語】水につけておく、水を含ませる

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出典:ばりろく/ PIXTA(ピクスタ)

これといった単語が標準語にないため、伝えるのが難しい”うるかす”という言葉。

単に水に浸すというだけでなく、(乾いたものに・乾かないように)水気を含ませるニュアンスが含まれています。主に、お米を炊く前に水につけておく際や、食後にお椀を水につけておくときに用いますよね。

北海道弁2:~さる

【標準語】意図せず~してしまった

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出典:shimi / PIXTA(ピクスタ)

自然発生的であることを強調したいときに使う”さる”。なかでも「押ささった」は便利な言葉です。「押ささった」には「押したかったわけではないけれども、どういうわけか押してしまったみたい」というニュアンスが含まれています。

例えばリモコンのボタンを間違えて押してしまったとき。「押しちゃった」だと「自分がやった」言い方ですが、「押ささった」だと自然発生的に聞こえますよね。

ほかにも、メールを誤送してしまったときなどには「送らさったみたい」、逆になぜか送れていなかったときは「送らさってなかったみたい」と使います。

自分の意思とは関係なくおこしてしまったことを示せる便利な言葉ですが、こちらもなかなか標準語で同じニュアンスを一言で伝えるのは難しいですね。

北海道弁3:いずい(いづい)

【標準語】都合が悪い、状態が良くない

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出典:KY / PIXTA(ピクスタ)

“いずい”は、都合が悪い、状態が良くないといった意味や、何となく変だなとか、違和感がある時、モヤモヤした時などに使います。意味の広がりが大きいタイプの言葉なので、説明が難しいかもしれません。

例えば、目にゴミが入って違和感があるときなどは「目にゴミ入ったのかな……いずい」という使い方をします。目の“いずさ”は「目がゴロゴロする」という標準語に置き換えられるかもしれませんが、“いずい”という言葉を直訳するのはなかなか難しいですよね。ひとつひとつ、具体例を出して説明したほうがわかってもらいやすいかもしれません。

北海道弁4:つっぺ

【標準語】栓(物体の出入りを防ぐために用いるもの)

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出典:maroke / PIXTA(ピクスタ)

”つっぺ”とは栓(物体の出入りを防ぐために使うもの)を指します。鼻血が出た時に使うティッシュやビール瓶の栓、耳栓など、こちらもさまざまなものに使うことができます。

直訳すると“栓”ですが、鼻血の際の“つっぺ”は標準語では“鼻につめるティッシュ”のこと。状況に応じて訳し方が変わる方言です。

とりあえず使用頻度の高そうな“鼻血が出たらつっぺ”を覚えてもらえば、意味は伝わるでしょうか。

北海道弁5:てんをきる

【標準語】(トランプや花札を)混ぜる・シャッフルする

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出典:ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA(ピクスタ)

トランプや花札を混ぜる・きることを北海道弁では”てんをきる”と言います。「トランプをくる」といったり「トランプをかする」など、地域によってさまざまな言い方があるこの表現。

わざわざ「トランプを混ぜて」「トランプをシャッフルして」と言わず「てんきって」だけで通じてしまうので、標準語より便利な言葉と言えそうですね!

汎用性が高く、便利なゆえに意外と説明しづらい言葉がたくさん。ほかに標準語では表すのが難しい方言があったら教えてくださいね!

【画像】ばりろく, shimi 、KY ,maroke、ペイレスイメージズ1(モデル)/ PIXTA(ピクスタ)

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。

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