
マンチェスター・ユナイテッドの本拠地、オールド・トラッフォードが老朽化に直面しているようだ。イギリス『サン』が伝えた。
1910年に幕を開け、改増築を繰り返しながらも現在まで歴史を紡ぎ続ける「夢の劇場」オールド・トラッフォード。19日には同会場では初となる女子の"マンチェスター・ダービー"、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)第7節のマンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティが行われ、4万3615人の観衆が詰めかけた。
なでしこジャパンの2人、ユナイテッドの宮澤ひなたとシティの長谷川唯も出場した一戦は、シティが3-1と逆転勝ちを収めた。
盛り上がりを見せた試合をとは打って変わって、スタジアムには若干の問題もあったようだ。『サン』では、ファンが投稿した「崩れたコンコースの天井」を紹介している。
投稿者は写真を公開し、天井の一部が崩れ、コンクリート片がサポーターへ落下したと主張。『サン』によれば、ユナイテッドはこの件に関して調査中とのことだ。
近年は雨漏りがあるとの声も度々寄せられるなど、老朽化の問題に直面しているオールド・トラッフォード。新オーナー候補の実業家ジム・ラトクリフ氏は、2億5000万ポンド(約460億円)を老朽化したスタジアムや施設の改修に投じる心づもりと報じられているが、安全性の観点からはより早急な改修が望まれる。
株式会社シーソーゲーム