『Call of Duty』最新作『Modern Warfare II』先行オープンベータレポ 「MW」リメイク第2弾で進化した“マルチプレイ”の一端

『Call of Duty』最新作『Modern Warfare II』先行オープンベータレポ 「MW」リメイク第2弾で進化した“マルチプレイ”の一端

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  • 更新日:2022/09/23
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『Call of Duty: Modern Warfare II』

シリーズの最新作として、『Call of Duty: Modern Warfare II』(以下、MWII)が2022年10月28日に発売される。本作は2019年に発売された『Call of Duty: Modern Warfare』(以下、MW)の続編であり、ジョン・プライス大尉を始めとするシリーズおなじみのキャラクターたちが登場。キャンペーンモードでは彼らの活躍が描かれるほか、バトルロイヤルモードとして人気を博した“ウォーゾーン”は“2.0”となって新たに登場する。

そんな本作の発売に先駆けて、9月17日から21日のあいだ、PS4およびPS5所有者向けの先行オープンベータテストが開催された。短いあいだではあるが、マルチプレイモードの一部に触れることができたので、ひと通り遊んだうえでのプレイレポートをお届けする。

【画像で見る】銃のカスタマイズの幅はより広く。新たな『Call of Duty: Modern Warfare II』オープンベータテストの様子

〈展開の速い試合は健在。パークの仕様変更も〉

今回の試遊では、相手チームを先に一定数倒した側が勝利する“チームデスマッチ”、3つの拠点を奪い合う“ドミネーション”のほか、目標物を攻撃する側と防衛側にわかれて戦う“サーチ&デストロイ”、捕虜を助ける“プリズナーレスキュー”、敵部隊をせん滅するか目標を奪う“ノックアウト”が用意されていた。筆者は、ひとまず遊び慣れているチームデスマッチとドミネーションを遊び、試合の感覚や各種システムの中身などを調べた。

キャラクターの動きにしろ撃ち合いにしろ、Infinity Wardが作る『CoD』はスピード感が速い傾向がある。本作の試合を実際にこなしてみると、ダッシュやジャンプを使った機敏な動きだけでなく、一瞬で決着がつく撃ち合いも健在だった。

撃ち合いが長いとそれだけ戦いは楽しめるが、狙いの精度や反射神経など、プレイヤーの力量差が強くでる。背後から先手を打ったのに返り討ちあうことも多い。逆に撃ち合いが短いと手ごたえはないが、先制した側が有利になりやすい。下手なプレイヤーが、戦術次第でベテランに勝てる可能性もでてくるわけだ。どちらも一長一短なので、撃ち合う時間の相性はプレイヤーによるだろう。

今回はレベルが15までしか上がらなかったため、すべての要素を開放することはできなかったが、シリーズでもなじみ深いシステムである“ストリーク”の種類はだいたい確認できた。ストリークとは試合中に得られる報酬のことで、攻撃や支援など、種類によってさまざまな効果がある。入手手段は2種類で、連続キル数に応じて報酬が得られる“キルストリーク”、条件がキル数ではなく取得したスコアになった“スコアストリーク”がある。試合前の設定画面であれば、R2ボタンを押すだけでいつでも切り替え可能だ。

ストリークの中身に関しては、敵の位置を味方のレーダーに映す“UAV”、機関砲とミサイルを搭載した戦闘ヘリを操縦する“ヘリガンナー”といったシリーズおなじみのものに加えて、周囲に複数の地雷をまき散らす“クラスターマイン”、プレイヤーが指定した場所にジェット機3機が気化爆弾を落とす“S.A.E”など、新種と思われるタイプもあった。なお、取得にいちばん時間がかかるストリークは“ジャガーノート”で、プレイヤーは重装甲の戦闘服を身にまとい、ミニガンを撃ちまくることができる。手に入れるには、連続キル数なら15、スコア制では1875かかる。

パークの仕様も大きく変わった。パークとは、操作キャラクターに付与できる特殊効果のようなものだ。これまでは事前にセットしておき、発動条件に応じて各パークの効果が適宜発動していくようになっていたが、本作では一部のパークが試合の途中からでしか開放されないようになっている。対象となるパークの効果は、当然開放されるまで得られない。

オープンベータテストでは、敵の偵察機が来ても自分の位置が相手のレーダーに映らない“ゴースト”、キル(スコア)ストリークを手に入れるのに必要なキル(スコア)が減少する“ハードライン”など、とくに強力な効果を持つパークなどが制限の対象になっていた。遊んだ感じでは、試合中にスコアを稼いだ分だけ、パークが開放される時間を縮められるようだ。つまり活躍するほど強力なパークを早く使えるようになる。

敵の偵察機を無効化できるゴーストは、過去の『CoD』シリーズでもたびたび猛威を振るってきた。今回の仕様は、そうした強力なパークが早々に趨勢を決めるようにはせず、プレイヤーの純粋な腕前が少しでも試合に直結するようにという計らいなのかもしれない。

〈“ガンスミス”が強化され、銃のカスタマイズの幅はより広く〉

『Call of Duty: Modern Warfare』で初めて導入された“ガンスミス”は、続編である本作にも実装されている。銃の部位に応じてさまざまなパーツを付け替えられるもので、カスタマイズ自体は昔からあったが、ガンスミスではその幅がとても広い。

銃身やグリップ、弾倉や使う弾の種類など、細かいところまで自分で決められる。アサルトライフルであれば、射程距離を伸ばして疑似的なスナイパーライフルのようにしたり、逆に銃身を詰めて機動力を強化、サブマシンガンのようにしたりと、ベースとなる銃自体の性能を大きく変えることが可能だ。

すべての銃のパーツを確認できたわけではないが、バリエーションは前作にも負けていない。アサルトライフルのM4でいうと、サイト系だけで36種類、アンダーバレル系は29種類ある。どちらも数だけでいえば前作より多く(『MW』のM4のサイト系は20、アンダーバレル系は13だった)、過去以上にガンスミスへのこだわりが感じられた。

一部の銃には“進行状況”があり、対象のレベルを最大まで上げると新しい銃が開放される。M4なら、レベルを19にするとFTAC RECONというバトルライフルと、軽機関銃の556 IKARUSが開放。それぞれの銃のレベルを上げ切れば、使用可能な銃がさらに増えていく。見たところ、特定の銃をベースとした派生形には進行状況が関わり、それ以外のタイプはプレイヤーのレベルに応じて開放されていくようだ。

育成状況が銃の開放につながっているからか、過去作と比べても銃のレベルが上げやすくなっている。同じ銃を使って3~4回ほど試合をすれば、すぐに最大まで上がった。ただし、プレイヤーのレベルと同様、今回のオープンベータテストでは銃のレベルにも制限があったので、製品版でひとつの銃を育て切るには、さすがにもう少し時間がかかりそうだ。

『MW』の売上は全世界で3000万本以上。歴代『CoD』シリーズのなかでも最高の記録を叩き出した。今回はその続編である『MWII』の発売に先駆け、先行で開催されたオープンベータテストを遊んだが、展開の速い試合運びや作り込まれたガンスミスなど、見どころは多い。

マルチプレイを遊んで得た感想として、『MWII』は、一兵卒が等身大の戦いをくり広げるという印象が強い。パークに取得制限を設けたり、あまりにSFチックな能力がないことからも分かるように、リアリティ重視だ。過去に発売された『Call of Duty: Black Ops 4』のような、キャラクターたちが個性的な力を振るって戦う作風とは対極と言える。「CoD」シリーズは、Infinity Ward、Treyarch、Sledgehammer Gamesの3社が持ち回りで作っていることが大きいのか、会社ごとに異なる形の『CoD』が楽しめるのも、本シリーズのおもしろいところだろう。

今回PS系で行われたオープンベータテストは第1回であり、今後はほかのプラットフォームでも開催される。興味がある人は、一度自分で体験してみるのがオススメだ。(夏無内好)

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